<蝶の写真館> しじみちょう科

ムシャクロツバメシジミ(外来種)


☆データ

ムシャクロツバメシジミ (霧社黒燕小灰)
学 名 Tongeia filicaudis
科 名 しじみちょう科
時 期 年3〜4回、4月〜11月
分 布 愛知県
大きさ (前翅長)12-20mm
(開張)25mm前後
生育地 平地、人家周辺、河川敷や堤防周辺など
<特徴>
 春から秋まで、平地、人家周辺、河川敷や堤防周辺などで見られる小型のシジミチョウの外来種(原産地は中国・台湾)です。表側は黒色で、後翅の後縁に淡白色の小斑が並ぶ、裏側には、白色に大きめの黒色斑が散布されていて、後翅の尾状突起の基部あたりに橙色斑があります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、ベンケイソウ科のツルマンネングサなどを食します。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い突起があることからツバメ、表側が黒いのでクロ、台湾から来たので霧社(ムシャ)が付いています。

<備考>
 日当たりの良い場所を好みます。


☆生態写真

ムシャクロツバメシジミ (しじみちょう科) 2019年8月19日午前、八田川沿い(愛知県春日井市)で撮影

 2019年8月19日午前、八田川沿い(愛知県春日井市)で撮影しました。八田川の土手近くを飛んでいましたが、羽を休めたところを接写しました。

ムシャクロツバメシジミ (しじみちょう科) 2019年10月22日午後、八田川沿い(愛知県春日井市)で撮影

 2019年10月22日午後、八田川沿い(愛知県春日井市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたところを接写しました。

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