<岬と灯台写真館>

川尻埼と川尻灯台(茨城県)

2004年11月13日午後に川尻埼(茨城県)で撮った写真です。


 1泊2日で、福島県いわき市と茨城県の旅に出かけ、常磐自動車道で北に向かいました。まず、白水阿弥陀堂、塩谷埼灯台を見学し、昼食後に三崎公園の見晴台、番所灯台、いわきマリンタワーと巡りました。その後は、国道6号線で南下し、途中大津岬へ立ち寄って、海と灯台の写真を撮ってから、さらに南へ向かったのです。日立市にある川尻灯台を目指したのですが、場所がよくわからないので、探し求めて行ったり来たりしてしまいました。それでも、小貝ヶ浜に車を駐めて、遊歩道を駆け上り、やっとのことで日没前に川尻灯台へたどり着くことが出来ました。それで、なんとかカメラに収めることができてホッとしたのです。周辺は、断崖絶壁が続く景勝地で、なかなか見応えのある所でした。

☆川尻灯台 地図
川尻灯台 (2004年11月13日撮影)
川尻灯台の概要
番号 1829
位置 北緯 36度39分18秒 
東経 140度42分29秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 単明暗白光 明3秒暗3秒
光度 5千カンデラ
光達距離 13海里(約24km) 
明弧 213度から13度まで
灯塔高 17m(地上〜塔頂)
標高 48m(平均海面〜灯火)
初点灯 1951年(昭和26)10月
所在地 茨城県日立市

<特徴>
 川尻灯台は、茨城県の太平洋岸にある川尻埼の突端に立つ白亜円形の小型灯台です。周辺は、小貝浜緑地として整備され、風光明媚な海岸線が続いています。

<歴史>
 この灯台は、1951年(昭和26)10月に設置、初点灯しました。その後、1999年(平成11)3月に改築されています。

<現況>
 現在の灯塔高(地上から塔頂まで)は17m、標高(平均海面〜灯火)は48mで、光度は、5千カンデラ、光達距離は13海里(約24km)です。

川尻灯台のプレート 川尻灯台の塔頂部

☆川尻漁港を望む

川尻漁港を望む

 川尻灯台からは、川尻漁港を望むことが出来ます。ここは、天然の良港として昔から栄えました。 江戸時代の1673年(寛文13)には、徳川光圀(黄門)がこの地方を巡った折りに、川尻沖で鰹漁を見たとのことです。隣接して川尻海水浴場があって、シーズン中は、にぎわいをみせます。


☆川尻海岸

川尻二見岩 太平洋を望む
川尻海岸
川尻海岸

 小貝浜から南へ、川尻灯台へ至には、松林の中の遊歩道を行きます。ここ川尻海岸は、標高35mほどの海食崖が続く風光明媚なところで、太平洋の眺望もすばらしく、二見岩や海蝕洞などがあって、散策が楽しめます。


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