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シジミチョウ科

コツバメ

☆データ

コツバメ (小燕)
学 名 Callophrys ferrea
科 名 シジミチョウ科
亜科名 ミドリシジミ亜科
族 名 カラスシジミ族
属 名 コツバメ属
時 期 年1回、3月〜4月
分 布 北海道〜九州
大きさ (前翅長)11-16mm
(開張)20-25mm
生育地 雑木林周辺など

<特徴>
 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、雑木林の周辺で見られる小型のシジミチョウの一種です。翅の裏側は茶褐色で、胴体が毛深いのがわかります。表側は、青色ですが、オスは黒みがかり、メスは鮮やかさがあります。また、尾状突起がないのも特徴です。飛ぶときは敏捷で、オスは占有行動をとります。幼虫はツツジ科(アセビ、ヤマツツジなど)やバラ科(ボケ、ユキヤナギなど)、スイカズラ科(ガマズミ)などの各種植物の花穂を食します。

<名前の由来>
 黒っぽくて敏捷に飛ぶので、まるで小さなツバメのようだと命名されました。

<備考>
 開発などにより、特に低地では減少しています。

☆生態写真

コツバメ(シジミチョウ科) 2005年4月10日午前、福島市民家園(福島県福島市)で撮影

 2005年4月10日午前、福島市民家園(福島県福島市)で撮影しました。

コツバメ(シジミチョウ科) 2005年5月1日午前、猪苗代湖畔の船津公園(福島県郡山市)で撮影

 2005年5月1日午前、猪苗代湖畔の船津公園(福島県郡山市)で撮影しましたが、とまっているときは羽を開かなかったので、地味な裏側しか撮影できなかったものの、表側は、鮮やかな青色でした。

コツバメ(シジミチョウ科) 2008年3月23日午前、嵐山蝶の里公園(埼玉県嵐山町)で撮影

 2008年3月23日午前、嵐山蝶の里公園(埼玉県嵐山町)で撮影しましたが、しばらくじっとしていてくれたので接写が出来ました。

コツバメ(シジミチョウ科) 2013年4月9日午後、「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影

 2013年4月9日午後、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影しましたが、しばらくじっとしていてくれたので接写が出来ました。

コツバメ(シジミチョウ科) 2016年4月30日午前、ながら川ふれあいの森(岐阜県岐阜市)で撮影

 2016年4月30日午前、ながら川ふれあいの森(岐阜県岐阜市)で撮影しましたが、少し色あせた個体でした。

コツバメ(シジミチョウ科) 2019年4月5日午後、大谷山(愛知県春日井市)で撮影

 2019年4月5日午後、大谷山(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉や地表に止まったりしていました。

コツバメ(シジミチョウ科) 2021年4月7日午後、築水池付近(愛知県春日井市)で撮影

 2021年4月7日午後、築水池付近(愛知県春日井市)で撮影しましたが、ツツジの花に止まっていたのを望遠で捉えました。

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