旧街道めぐりカルトクイズ(1)<東海道編>

旧東海道赤坂宿の旅籠大橋屋
◯正解です!

 旧東海道赤坂宿の大橋屋は創業慶安2年(1649)で宝永6年(1709)の大火の後、享保元年(1709)に再建された建物が表に現存し、現在でも旅館を営んでいる。現在の当主は19代目で、広重描くところの赤坂宿の浮世絵に描かれた旅籠だと語る。江戸時代の旅を彷彿とさせる宿である。現在、1泊2食付8,000〜12,000 円で宿泊することができる。

 (1)越後屋−−−×旧中山道奈良井宿(長野県)に現存する旅籠

 (2)松川屋−−−×旧長崎街道佐賀宿(佐賀県)に現存する旅籠

 (3)和泉屋−−−×旧三国街道永井宿(群馬県)に現存する旅籠

 (4)大橋屋−−−○旧東海道赤坂宿に現存する旅籠

 (5)玉田屋−−−×旧中馬街道足助宿(愛知県)に現存する旅籠


◇さあー、次の問題です。


☆問題(3)  C級問題(正解だと思う番号をクリックして下さい)

【本陣】 「ほんじん」というのはもともと戦場において大将の位置する本営のことを言ったものだったが、それが、武将の宿泊する所を指すようになり、宿場で大名や旗本、幕府役人、勅使、宮、門跡などが使用した宿舎の名となった。本陣を勤める者は宿役人の問屋や村役人の名主などを兼ねている者が多く、そこの主人は苗字帯刀を許され、門や玄関、上段の間等を設けることが特権のようになっていた。しかし、原則として一般の者を泊めることはできず、大名が泊まることもそう多くはなかったので、江戸時代も後期になると経営難に陥る所も少なくなく、他の仕事を兼業している場合もあった。そこで、旧東海道草津宿には田中七左衛門本陣がよく旧態を留めていて国の史跡に指定され、最近7年の歳月をかけた保存整備事業を終えて一般公開されているが、ここはかつてどんな仕事を兼業いていたか?

 (1)材木屋

 (2)薬屋

 (3)呉服屋

 (4)小間物屋

 (5)酒屋