旧街道めぐりカルトクイズ(2)<中山道編>

安藤広重の木曾海道69次の内柏原宿
◯正解です!

 中山道柏原宿の名産は、「伊吹もぐさ」でお灸の材料として、昔から広く買い求められてきた。江戸時代には十数軒の店が商っていたと言うが、現在では一軒だけ、宿場の中ほどにある「伊吹堂亀屋左京」が江戸時代から続く昔ながらのたたずまいで店を開いている。看板は伊吹堂、屋号は亀屋で、店頭に等身大の福助人形が置かれていることで、江戸時代から有名で安藤広重の木曾海道69次の内「柏原宿」の浮世絵にも描かれている。この店には、立派な庭園もあり、茶店や旅籠も兼ねていたので、立ち寄って休憩する大名も多かったとのことで、上段の間も設けられていた。

 (1) 和中散−−−×東海道の石部宿と草津宿の間の梅木で作られ、守山宿にも出店があった。

 (2) 合羽−−−×鳥居本宿には今は廃業したが、「合羽所」の看板の出ている家がある。

 (3) 茶−−−×守山宿周辺で、近江茶として栽培され、商われていた。

 (4) もぐさ−−−○伊吹もぐさは柏原宿の名産で代々「伊吹堂亀屋左京」で商われている。

 (5) 神教丸−−−×鳥居本宿で、今も製造販売している店があり、昔から毒消しとして有名。


◇さあー、次の問題です。


☆問題(5)  D級問題(正解だと思う番号をクリックして下さい)

【並木】 街道脇には並木が植えられ、夏には暑さを避け、冬には寒風を防いでいた。また、木陰を作って旅人の絶好の休息場所ともなっていた。東海道の御油の松並木、日光道中の杉並木は現在まで残されていて、特に有名であるが、中山道にも何カ所かに並木が植えられていた。その中でも芦田宿と長久保宿の間にある笠取峠の並木は有名で、以前より本数は減ったが、現在まで残されていて、天然記念物に指定されている。それではここにはどんな種類の木が植えられているのか?

 (1) 黒松

 (2) 赤松

 (3) 杉

 (4) 檜(ひのき)

 (5) 欅(けやき)