アオタテハモドキ(青立翅擬) |
学 名 |
Junonia orithya |
科 名 |
タテハチョウ科 |
亜科名 |
タテハチョウ亜科 |
族 名 |
タテハモドキ族 |
属 名 |
タテハモドキ属 |
時 期 |
多化性、八重山諸島ではほぼ一年中 |
分 布 |
九州南部から沖縄で見られるが、
定着しているのは沖縄諸島以南 |
大きさ |
(前翅長)24-32mm
(開張)50-60mm |
生育地 |
耕作地周辺、荒地等の日当たりのよい草地 |
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<特徴>
九州南部から沖縄で見られますが、定着しているのは沖縄諸島以南で、八重山諸島ではほぼ一年中、耕作地周辺、荒地等の日当たりのよい草地で、観察できるタテハチョウの仲間です。翅の表側は、オスでは青いメタリック調ですが、メスでは黒褐色の地色となります。いずれも目玉模様がありますが、メスの方が大きく発達しています。素早く、直線的に飛びますが、時々地表で羽を休めてくれるので、撮影できました。幼虫は、キツネノマゴ科(キツネノマゴ)、クマツヅラ科(イワダレソウ)、ゴマノハグサ科(キンギョソウ)、オオバコ科(オオバコ)などを食べます。
<名前の由来>
オスが青(アオ)色をした、タテハチョウに似て非なるものの意味(モドキ)で、名付けられました。
<備考>
低温期のメスでは、後翅の青色部が発達します。 |