本文へスキップ

「旅のホームページ」は、いろいろな国内旅行を専門とするホームページです。

蝶の写真館

セセリチョウ科

ダイミョウセセリ

☆データ

ダイミョウセセリ(大名せせり)
学 名 Daimio tethys
科 名 セセリチョウ科
亜科名 チャマダラセセリ亜科
族 名 シロシタセセリ族
属 名 ダイミョウセセリ属
時 期 年2〜3回、5月〜9月
分 布 北海道〜九州
大きさ (前翅長)15-21mm
(開張)32-36mm  
生育地 山地から平地にある雑木林の林縁

<特徴>
 年2〜3回の発生で、成虫は春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、だいたい羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。

<名前の由来>
 ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。

<備考>
 季節型はありません。

☆生態写真

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影

 2007年7月16日午前、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影しましたが、オカトラノオの花で吸蜜していました。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2008年5月4日午前、「蝶の里公園」(埼玉県比企郡嵐山町)で撮影

 2008年5月4日午前、「蝶の里公園」(埼玉県比企郡嵐山町)で撮影しましたが、珍しく翅を閉じていたところを接写しました。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(埼玉県入間郡越生町)で撮影

 2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(埼玉県入間郡越生町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2013年5月19日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影

 2013年5月19日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜していました。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年4月30日午後、各務野自然遺産の森(岐阜県各務原市)で撮影

 2016年4月30日午後、各務野自然遺産の森(岐阜県各務原市)で撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(埼玉県秩父市・皆野町)で撮影

 2016年5月18日午後、「美の山公園」(埼玉県秩父市・皆野町)で撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2019年5月3日午後、内津峠(愛知県春日井市)で撮影

 2019年5月3日午後、内津峠(愛知県春日井市)で撮影しましたが、後翅の白帯がやや明瞭なタイプです。

ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2020年5月3日午前、潮見坂平和公園(愛知県春日井市)で撮影

 2020年5月3日午前、潮見坂平和公園(愛知県春日井市)で撮影しましたが、花で吸蜜しているところを接写したものの、後翅に白帯がない関東型でした。

前種へ セセリチョウ科目次 次種へ

蝶のブログ

……蝶の掲示板を設けています。ぜひご利用下さい……
ガウスの蝶の画像掲示板
蝶についてのご質問、疑問、情報などありましたら書き込んで下さい。私が、お答えいたします。
旅のブログ   100選・50選   ガウスの歴史を巡るブログ
このページの先頭へ
蝶の写真館のINDEXへ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね! gauss@js3.so-net.ne.jp