浜名湖のデータ |
湖面積 |
65.0ku |
湖岸線長 |
127km |
最大水深 |
16m |
湖面標高 |
0m |
透明度 |
2m |
成因 |
海跡湖 |
区分 |
汽水湖 |
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日本で10番目の広さを誇る浜名湖は、周囲127km、面積65.0ku、最大水深16mの汽水湖で、今切口によって太平洋とつながっています。
昔は淡水湖でしたが、今から500年ほど前の明応年間に起こった、地震や山崩れを原因として、海とつながってしまいました。しかし、汽水は幼稚魚の成育に大変適していて、 ウナギ、カキ、ノリ、スッポンなどの養殖が盛んですが、特に養殖ウナギは有名となっています。
また、周辺にはいくつもの観光施設があり、遊覧船も巡り、ウォータースポーツや釣りにも適していて、多くの観光客が訪れています。
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浜名湖に臨む舞阪港 1997年10月26日撮影 |
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舞阪から浜名大橋を望む 1997年10月26日撮影 |
舞阪の旧渡船場 1997年10月26日撮影 |
旧東海道を旅しながら、新居宿の次に舞阪宿へとやって来ました。ここは、江戸時代には橋はなく、浜名湖上を渡船で結ばれ、その東岸の船着場が舞阪宿の入り口となっていたのです。その跡の一つ北雁木(きたがんげ)が復元されていますが、周辺には漁船が停泊し、現在は浜名湖に臨む漁港となっていました。ここからは、浜名大橋もよく見えます。
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今切からの眺望 2001年12月31日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
新居浜温泉に泊まり、翌朝は、カメラを持って浜名湖畔から遠州灘へと散歩してみました。今切は、今から500年ほど前の明応年間に起こった、地震や山崩れを原因として、新しく海とつながった所なのです。昔は、対岸との渡しがあり、東海道の交通の要衝でもありました。今は、いろいろなレジャー施設も出来ています。
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浜名大橋 2001年12月31日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
今切から、浜名大橋の下をくぐって、浜辺へ出てみましたが、結構、高い波が寄せています。沖合のテトラポット上に釣り人が数人いて、面白いポーズで釣っていたので、数回シャッターを切りました。やはり、冬の朝の浜辺は寒い。小一時間で、散策を終えて宿へと戻ってきました。
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弁天島からの眺望 2003年12月20日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
弁天島温泉に泊まり、翌日は、朝の散歩に出ようと思ったら、なんと外は雪が降っていて、寒くて断念しました。温暖な浜松では、雪が降るなんて、ほんとうに珍しいことだそうです。それでも、旅館前の浜名湖の様子だけは、カメラに収めておきました。
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旧新居関所 2003年12月20日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
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旧新居関所の渡船場跡 2003年12月20日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
8時半には弁天島温泉の宿を出て、新居の関所跡へ行きましたが、ここは、江戸時代の関所建物がそのまま残っていて、国の特別史跡に指定されています。特別史跡とは、建物だと国宝にあたり、たいへん貴重なもので、資料館もあって見学したのですが、とても興味深かかったのです。この関所は旧東海道の浜名湖西岸に置かれ、江戸時代から明治時代初期までは浜名湖上を渡船によって行き来していました。関所構内の東側に渡船場跡が復元されていましたが、ここがかつての浜名湖岸だったのです。現在では、周辺が埋め立てられて、湖からは離れてしまっていますが、かつての浜名湖の景観としてカメラに収めておきました。
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湖西の夕暮れ 2004年12月30日撮影(ニコンF60D 28-200mmズーム) |
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湖西の景観 2004年12月30日撮影(ニコンF60D 28-200mmズーム) |
渥美半島を巡ってからは、今日の宿儀光温泉へと急ぎました。県道を走って、二川を過ぎ、県境を越えて湖西市へと入っていきました。国道301号線を北上していったのですが、途中夕焼けがきれいだったので、浜名湖西北部で撮影したのです。