<岬と灯台写真館>
花咲岬と花咲灯台(北海道)
2005年9月21日午前に花咲岬(北海道)で撮った写真です。
9泊10日で、北海道の岬と温泉巡りの旅に出かけ、2泊目に札幌市内へ泊まりました。その後、白老からは海岸沿いに車を走らせ岬と灯台を巡りながら、襟裳岬を経由して、5泊目に霧多布岬の民宿に泊まったのです。翌朝は、東に向かって、湯沸岬灯台、霧多布湿原、落石岬灯台と巡っていきました。その後、花咲岬にも立ち寄って、岬と灯台の写真を撮ったのですが、ここには根室車石というのがあって、名所となっています。落石岬とは異なって、観光客も結構来ていたのです。ここから眺める太平洋もすばらしく、次々と写真を撮っていったのですが、灯台下でぐらぐらと揺れたのには驚いた!後で、聞くと震度4の地震だったのだそうだけど....。
☆花咲埼灯台 | 地図 |
花咲灯台 (2005年9月21日撮影) |
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<特徴> <歴史> <現況> |
花咲灯台の塔頂部 | 花咲灯台のダイヤフラムホーン |
東方向を望む | |
南方向(モユルリ島とユルリ島)を望む | 西方向(花咲港)を望む |
花咲岬からの眺望はすばらしく、根室10景の一つに数えられています。南方向には、平べったいモユルリ島とユルリ島が重なって見えますが、チシマウミガラスとエトピリカの繁殖地として知られています。西方向には、花咲ガニの産地として有名な花咲港が望めますが、かつては漁港として、日本でも五指に入る水揚げ量を誇っていたとのことです。今では最盛期の半分以下になっているものの、春はサケ、マス、カニ、ウニ、秋はサンマ、イカ、アキアジ、冬にはタラ、スケトウなどの海の幸がたくさん上がることで知られています。
花咲岬の岩礁 |
花咲岬には、玄武岩が形作る荒々しい岩礁があり、そこに大きな波が打ち寄せていました。轟音と共に、波が砕け散る様は男性的で、何度もシャッターを切ってカメラに収めたのです。
花咲岬の根室車石 |
花咲灯台の直下に「根室車石」 、別名「ホイールストーン(wheel stone)」と呼ばれる奇岩があります。その名の通り車輪のように見えますが、放射状節理の発達した直径6mの巨大な玄武岩なのです。世界的にも珍しいものなので、国指定天然記念物となっていて、結構見物客が訪れます。
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