<岬と灯台写真館>
姫崎と姫埼灯台(新潟県)
2006年4月12日午後に佐渡島の姫崎(新潟県)で撮った写真です。
2泊3日で、佐渡島の旅に出かけ、フェリーに自家用車を乗せて、12時前に両津港に着岸しましたが、最初に、加茂湖を眺めながら、「両津郷土博物館」を見学したのです。その後、道の駅「芸能とトキの里」へ立ち寄り、昼食にながも丼(1,000円)を食べてから、「能楽館・能楽資料館」を見学、「本間家能舞台」も見てから、時計回りでの佐渡島一周に出発しました。まず、海岸線に出てから、南下して姫崎を目指したのですが、ここには、現役最古の鉄造灯台があって、一度見てみたかったのです。佐渡南東部は、あまり観光地化はされていないようで、道が悪いのには閉口しました。県道から左折して、灯台へ至る道へ入ると一段と細くなり、車一台がやっと通れるくらいになりました。それでも、なんとか先端へたどり着き、駐車場へ車を入れたのです。灯台へと至る小径には、各種の花が咲いていて、春らしさを感じさせますが、曇りがちで、風は少し冷たいのです。姫埼灯台は、1895年(明治28)12月10日に初点灯した当時のままの鉄造灯台で、歴史的文化財的価値が高いので、Aランクの保存灯台ともなり、「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」にも選ばれている日本を代表する灯台です。外観は、宇宙ロケットのような形をしていて、とてもユニークなのです。まず、旧退息所を利用した「姫埼燈台館」を見学してから、色々な角度から灯台を撮影しました。階段を下って、海を見てみましたが、岩礁が発達していて、波が砕け散っています。遊歩道が崩壊していて、通行止めになっていたのは、残念でしたが、海岸線の風景をカメラに収めてから引き返してきました。
☆姫埼灯台 | 地図 |
姫埼灯台 (2006年4月12日撮影) |
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<特徴> <歴史> <現況> |
姫埼灯台のプレート | 姫埼灯台の塔頂部 |
姫埼燈台館 | |
回転灯器 | 不動フレネル式レンズ |
「姫埼燈台館」は、無人化によって、使われなくなった旧退息所を利用して、1993年(平成5)に開設されました。なかなか趣のある建物で、中にはいると回転灯器や不動フレネル式レンズなどが展示され、壁には、佐渡島にある灯台の写真がかかっていて、解説が付されています。
西方向(両津湾)を望む | 北方向を望む |
東方向(日本海)を望む | 南東方向を望む |
姫埼からの眺望はすばらしく、西方向には両津湾を望み、バックに大佐渡の山々が見渡せます。南東方向の海岸線には、岩礁が発達し、出入りの激しい景観を成しています。また、北方向や東方向はどこまでも広がる日本海で、海のすばらしさが堪能できます。
両津湾に入る佐渡汽船カーフェリー | 新潟港行きの佐渡汽船ジェットホォイル |
姫崎の沖合は、両津〜新潟航路となっていて、佐渡汽船のカーフェリーやジェットホォイルが通っていくのがよく見えます。
姫崎の花々 | |
姫崎のスイセン |
姫埼灯台の周辺には、春らしく色とりどりの花が咲いていましたが、特に、可憐なスイセンに興味を持ち、接写してみました。灯台には、スイセンが似合うようです。
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