<岬と灯台写真館>

平久保崎と平久保埼灯台(沖縄県)

1995年9月15日午後に石垣島の平久保崎(沖縄県石垣市)で撮った写真です。


 沖縄県を巡る9泊10日の旅に出て、まず、羽田空港から石垣空港へ直行しました。そして、レンタカーを借りて、石垣島を一周したのです。まず、竜宮城鍾乳洞、八重山民俗園、川平湾と立ち寄り、海岸線に沿って時計回りに北上して、最北端の平久保崎(ひらくぼさき)へと至りました。周辺は、広大な丘陵地が牧場となっており、牛がのんびりと移動しています。その牧歌的な光景の中を抜けると、その先端にエメラルドグリーンの海と白亜の平久保埼灯台が、絶妙のコントラストで、配されていて、一瞬息を飲みました。眼前には、大地離島という小島があり、サンゴ礁のリーフに囲まれていて、まさに絶景なのです。周辺を巡りながら、角度を変えて、何回も何回もカメラのシャッターを切りました。

☆平久保埼灯台 地図
平久保埼灯台 (1995年9月15日撮影)
平久保埼灯台の概要
番号 7190 [F4734]
位置 北緯 24度36分32秒 
東経 124度18分54秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 等明暗白光 明3秒暗3秒
光度 1万3千カンデラ
光達距離 14.5海里(約27km) 
灯塔高 13.71m(地上〜塔頂)
標高 74.27m(平均海面〜灯火)
初点灯 1972年(昭和47)5月15日
所在地 沖縄県石垣市平久保
<特徴>
 平久保埼灯台は、沖縄県石垣島の北端の平久保埼に立つ、白亜の美しい灯台です。周辺は、大地離島を前にして、サンゴ礁のリーフに囲まれたエメラルドグリーンの海が広がる景勝地となっています。

<歴史>
 この灯台は、1972年(昭和47)5月15日に設置、初点灯された白色塔形(円形)コンクリート造りです。

<現況>
 灯塔高(地上から塔頂まで)13.71m、標高(平均海面から灯火まで)74.27mで、光度1万3千カンデラ、光達距離14.5海里(約27km) です。灯台周辺からの東シナ海の見晴らしは良く、晴れていれば、多良間(たらま)島を望むことも出来るそうです。

☆平久保崎周辺の海

大地離島とサンゴ礁
平久保崎から東(平野方向)の眺望

 平久保崎は、石垣島の最北端にある岬で、広々とした丘陵地に、牛が放牧されていて、放歌的な光景が展開しています。灯台の白と海の青のコントラストが素晴らしいのです。しばし、みとれながら眺望していましたが、海に吸い込まれていきそうな雰囲気さえしました。


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