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湖沼写真館

屈斜路湖(北海道)

 2003年9月16、17日と2005年9月22日、2006年7月9日に屈斜路湖(北海道)を撮った写真です。

インデックス
屈斜路湖の夕日 早朝の屈斜路湖 津別峠下からの眺望 美幌峠からの眺望


屈斜路湖のデータ
湖面積 79.7ku
湖岸線長 56.6km
最大水深 117.5m
湖面標高 121m
透明度 20m
成因 カルデラ湖
区分 淡水湖

 日本で6番目(北海道内では2番目)の広さを誇る屈斜路湖は、日本一大きいカルデラ湖です。周囲は、56.6km、面積79.7ku、最大水深117.5mで、10余りの中小河川が注いでいます。その水は、釧路川として流出し、釧路湿原を潤して、太平洋に至ります。1月下旬ともなると湖は全面結氷して、10kmに渡る”御神渡り”が見られます。これは、湖面が氷結した際に氷がぶつかり合って、直線上に隆起する現象です。
 また、越冬するためオオハクチョウが700〜800羽も飛来し、湖のあちらこちらに湧き出る温泉に浸かる姿が見られます。湖水の至る所に露天風呂があり、また、湖畔の砂浜に温泉が湧き、スコップで掘れば入浴できます。ただし、観光客が多いので昼間入るのはよほどの勇気がないと無理で、近くにある岩作りの露天風呂に入ったほうが無難です。湖の眺めがとてもすばらしいのです。

☆屈斜路湖の夕日 (2003年9月16日撮影)

屈斜路湖の夕日
 屈斜路湖畔の仁伏温泉へと向かう途中、ちょうど湖から夕日が沈んでいく光景が見えました。湖岸に車を停め、湖の際まで下りて、夕日に向かってシャッターを切り続けましたが、みごとな夕暮れでした。

☆早朝の屈斜路湖 (2003年9月17日撮影)

早朝の屈斜路湖 (仁伏)

 早朝宿を抜け出して、湖岸を散歩して、たくさん写真を撮ったのです。早朝の湖はとても静かで、人一人いなくいし、見渡す限り自然の中で、人工物はいっさい見えませんでした。ほんとうにすばらしい景観でした。大自然に中、静かに湖水を湛える姿は、神々しいものさえありました。


☆津別峠下からの眺望 (2005年9月22日撮影)

津別峠下からの屈斜路湖のパノラマ
和琴半島を望む

 屈斜路湖を一望してみようと、津別峠の展望台へと上がっていったのですが、途中から霧がかかってきて、峠上では完全に視界がなくなってしまいました。仕方がないので、展望台からの撮影をあきらめ、峠道の途中から湖をカメラに収めただけで、下ってきてしまいました。


☆美幌峠からの眺望 (2006年7月9日撮影)

美幌峠の標柱 原生林を縫って走る国道243号
 
美幌峠からの屈斜路湖のパノラマ

 屈斜路湖を一望してみようと、国道243号を走り、美幌峠の展望台へと上がっていったのですが、天気も良くて、すばらしい景観を望むことができました。眼下に、紺碧の屈斜路湖が広がり、空の青さと相まって、見事なもので感動しました。原生林の中を国道243号が下っていくのもとても絵になっています。ここで、何回もカメラのシャッターを押したのは言うまでもありません。



 
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