ミヤマチャバネセセリ
(深山茶羽せせり) |
学 名 |
Pelopidas jansonis |
科 名 |
セセリチョウ科 |
亜科名 |
セセリチョウ亜科 |
属 名 |
チャバネセセリ属 |
時 期 |
普通年2回、4月〜10月 |
分 布 |
本州〜九州 |
大きさ |
(前翅長)16-22mm
(開張)30-40mm |
生育地 |
河川周辺、草地など |
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<特徴>
普通年2回の発生で、成虫は春から秋まで、本州から九州のやや山地性の河川周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色の地色に、後翅にはジグザクになった白色の小斑列と中ほどにはっきりした白斑が一つ見られます。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きく連なり、後翅にはハの字型に現れますが、はっきりしない場合もあります。ものすごいスピードで飛んでいくので、追いかけるのはほとんど不可能です。幼虫は、イネ科植物(チガヤ、オオアブラススキ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来>
ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中ではやや山地性(ミヤマ)で、茶色っぽい羽(チャバネ)に見えることから名付けられました。
<備考>
季節型はありませんが、第1化はやや小型です。
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