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旧越前屋(現越前屋旅館) |
◯正解です! |
寝覚の立場茶屋のそば切りは江戸時代からの名物で、色々な本にも書かれているが、十返舎一九の「続・膝栗毛」には『此ところ蕎麦切りの名物なり。中にも越前屋といふに娘のあるのを見て……』として越前屋の名前が出てくる。当時から有名な店で、現在では国道19号沿いの臨川寺の前に場所を移して、蕎麦屋としての営業を続けている。元の旧中山道沿いの建物は越前屋旅館として営業している。
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【商家】 宿場の中には旅籠や茶屋といった旅の休泊施設ばかりでなく、商いをする商家も結構あった。しかも、その宿場ごとにその地方の名産品を扱う店も少なくなく、遠方から買いに来る客もいた。それでは、柏原宿で江戸時代から代々同じ場所の古風な店構えで、今でも商売を続けている「伊吹堂亀屋左京」があり、その店先には等身大の福助人形が置かれ、安藤広重の浮世絵にも描かれたものだというが、この付近で採れる原料を使って、代々商っているものはなにか?