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安藤広重の木曾海道69次の内柏原宿 |
◯正解です! |
中山道柏原宿の名産は、「伊吹もぐさ」でお灸の材料として、昔から広く買い求められてきた。江戸時代には十数軒の店が商っていたと言うが、現在では一軒だけ、宿場の中ほどにある「伊吹堂亀屋左京」が江戸時代から続く昔ながらのたたずまいで店を開いている。看板は伊吹堂、屋号は亀屋で、店頭に等身大の福助人形が置かれていることで、江戸時代から有名で安藤広重の木曾海道69次の内「柏原宿」の浮世絵にも描かれている。この店には、立派な庭園もあり、茶店や旅籠も兼ねていたので、立ち寄って休憩する大名も多かったとのことで、上段の間も設けられていた。
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【並木】 街道脇には並木が植えられ、夏には暑さを避け、冬には寒風を防いでいた。また、木陰を作って旅人の絶好の休息場所ともなっていた。東海道の御油の松並木、日光道中の杉並木は現在まで残されていて、特に有名であるが、中山道にも何カ所かに並木が植えられていた。その中でも芦田宿と長久保宿の間にある笠取峠の並木は有名で、以前より本数は減ったが、現在まで残されていて、天然記念物に指定されている。それではここにはどんな種類の木が植えられているのか?