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鉄道写真館

ちょっと昔の大井川鉄道

1983年8月12日撮影
千頭駅の蒸気機関車C12-164 井川線のミニ列車

 1922年(昭和2)開業の大井川鉄道は1949年(昭和24)に本線が全線電化されるまで、蒸気機関車(SL)が活躍していた。電化されて一度は姿を消したSLだが、1976年(昭和51)に国鉄最後のSL、C11-227を「SL川根路号」として再び運転して復活した。現在では運転日、運転本数ともに国内ではもっとも多い。この写真は今から14年前のもので、わざわざ大井川鉄道に乗るために出かけていって撮影した。千頭駅から先の井川線は非電化でミニ列車に揺られて井川駅まで往復した。

☆千頭駅は蒸気機関車の博物館

 大井川鉄道本線の終点千頭駅に降り立つと、そこには色々な蒸気機関車が置いてあって、まさにSL博物館といった感じ、すぐ向こうをC12-164が煙を上げながら走っている。こちらには49616が置いてあって、間近で写真撮影ができた。蒸気機関車の運転席をのぞき込みながら、写真をパチリ。ほんとうに感激で胸がいっぱいになったことを覚えている。

千頭駅の蒸気機関車49616    蒸気機関車の運転席
コッペル社製蒸気機関車 本線は電化されていて電車も走る

☆大井川鉄道の沿線風景

本線沿いには大井川の大きな流れ 井川線では深い渓谷が
 
終着井川駅の先にある井川ダム  
 金谷駅から出発すると、幅広い大井川のゆったりとした流れに沿って、曲がりながらいくつもの鉄橋やトンネルをくぐりながら上流に向かって走る。ここから、千頭駅までの本線区間39.5qがSL運行区間となり現在では毎日運行されている。千頭駅から先が井川線でミニ列車に乗り、深い渓谷を臨みながら、井川駅までの25.5qを走る。途中、旧国鉄(現JR)をのぞく民鉄の中で日本一のノッポ橋(100m)といわれる関ノ沢鉄橋がある。現在では長島ダム建設に伴う線路の付け替え工事によって、アプトいちしろ、長島ダム間1.5qに日本唯一のアプト式鉄道が敷かれさらに見所が増えている。終点の井川駅の先には井川ダムが湖水に水をたたえ、眺望がすばらしい。
大井川鉄道の公式ホームページへ

 
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