<岬と灯台写真館>

葦毛崎と鮫角灯台(青森県)

2007年6月22日午後に葦毛崎(青森県)で撮った写真です。


 2泊3日で、青森・秋田の旅に出かけ、朝5時に出立し、ひたすらに東北自動車道を北上した。途中、朝食休憩を取っただけで、走り続けたんだよ。そして、650kmほど走って、青森県の八戸インターで下りたのが、12時半だった。その後、蕪島へと向かい、産卵中のウミネコの写真を撮ったんだけど、ものすごい数いて、びっくりした。島全体がウミネコで覆われているといった感じなんだ。ここで、ずいぶんシャッターを切った。その後、鮫角灯台まで至って、写真を撮ったんだけど、白亜のきれいな灯台で、牧場の隅に建っていた。

☆鮫角灯台 地図
鮫角灯台 (2007年6月22日撮影)
鮫角灯台の概要
番号 1625[F6620]
位置 北緯 40度32分24秒 
東経 141度34分34秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯器 LB-M30型灯器
灯質 単閃白光 毎8秒に1閃光
光度 10万カンデラ(実効光度)
光達距離 19.5海里(約36km) 
明弧 全度
灯塔高 22.73m(地上〜塔頂)
標高 57.60m(平均海面〜灯火)
初点灯 1938年(昭和13)2月16日
所在地 青森県八戸市鮫町

<特徴>
 鮫角灯台は、青森県八戸市の八戸湾入口、葦毛崎に立つ白亜円形の中型灯台です。周辺は、種差海岸階上岳県立自然公園に指定され、きれいな海岸線の造形する風光明媚の地です。また、「日本の灯台50選」にも選ばれています。

<歴史>
 この灯台は、1938年(昭和13)2月16日に設置・初点灯しました。その後、1951年(昭和26)6月18日 霧信号所(モーターサイレン)が、1955年(昭和30)6月1日 無線方位信号所(中波)が設置されました。それから、1964年(昭和39)4月に滞在管理が始まり、1981年(昭和56)3月26日に、レーマークビーコン局が設置されています。しかし、1992年(平成4)10月31日に、中波無線標識局廃止、1993年(平成5)12月22日には、霧信号所が廃止されています。その後、1997年(平成9)3月、第4等フレネル式レンズをLB-M30型灯器に変更、2006年(平成18)には、耐震補強されましたが、2007年(平成19)4月10日にレーマークビーコン局が廃止されました。

<現況>
 現在の灯塔高(地上から塔頂まで)は22.73m、標高(平均海面〜灯火)は57.60mで、LB-M30型灯器を使い、光度は10万カンデラ(実効光度)、光達距離は19.5海里(約36km)です。

鮫角灯台のプレート 鮫角灯台の塔頂部

☆葦毛崎周辺の海

北方向の海(太平洋)
東方向の海

 鮫角灯台周辺は、あまり見晴らしが良くありませんが、北方向には、太平洋を望み、東方向には、葦毛崎の海岸線を見ることが出来ます。


☆タイヘイ牧場

タイヘイ牧場

 鮫角燈台に隣接して、サラブレットの生産場として有名なタイヘイ牧場があります。今まで多くの名馬を輩出してきたそうで、広い牧場には、何頭かのサラブレッドが草をはんでいました。


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