<岬と灯台写真館>
塩屋埼と灯台(福島県)
2003年12月13日昼に塩屋埼(福島県いわき市)で撮った写真です。
急に海が見たくなって、常磐方面へ1泊2日の旅に出ることにしました。それで、土曜日の朝7時過ぎに自宅を出て、常磐自動車道を北に走ったのです。たいした渋滞にもぶつからず、順調に走って、福島県境を越え、9時過ぎには、いわき四倉インターで下りました。それからは、太平洋に沿って南下し、四倉舞子温泉「よこ川荘」へ立ち寄り入浴後は、天然記念物の大鰻が生息する沼内弁財天に参拝してから、塩屋埼(しおやさき)へと至ったのです。ここは、美空ひばりの「みだれ髪」という歌で一躍有名になったところで、断崖絶壁上に白亜の灯台がそびえていました。残念ながら、工事中で灯台まで上ることが出来ず、内部は見学できなかったのですが、いろいろな角度から写真を撮ってきました。美空ひばりの碑があって、その前に立つと自動的に「みだれ髪」の歌が流れてくるので、驚きました。
☆塩屋埼灯台 | 地図 |
塩屋埼灯台 (2003年12月13日撮影) |
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<特徴> 塩屋埼灯台は、福島県いわき市の塩屋埼に立つ、白亜の美しい大型灯台です。周辺は、磐城海岸県立自然公園に指定され、太平洋に臨んで、北に薄磯海岸、南に豊間海岸と海水浴の適地に恵まれ、マリンスホーツファンにも人気のスポットです。また、「日本の灯台50選」にも選ばれています。 <歴史> 現在の灯台は、白色塔形(円形)コンクリート造りで、灯塔高(地上から塔頂まで)27.32m、標高(平均海面から灯火まで)73.0mで、第3等大型フレネル式レンズを使い、光度44万カンデラ(実効光度)、光達距離22海里(約41km) です。また、霧信号所(ダイヤフラムホーン)と無線方位信号所(レーマークビーコン)も併設されています。一般公開(有料150円、小人20円)されている参観灯台で、上まで登ることができますが、灯台上からは太平洋が眺望でき、北には薄磯海岸から新舞子、そして南は豊間海岸が一望できます。また、灯台資料展示室が併設されていて、灯台に関する貴重な資料も展示されています。 |
美空ひばりの「みだれ髪」の歌碑 | 美空ひばりの遺影碑 |
塩屋埼灯台下にあり、灯台と太平洋を望む小公園「雲雀乃苑」には、美空ひばりの「みだれ髪」の歌碑と遺影碑が建ち、その200mほど北には、永遠のひばり像も建立されています。故美空ひばりが、最後にレコーディングした「みだれ髪」には、塩屋埼が歌いこまれていて、一躍有名になったのです。遺影碑の前に立つと、センサーが自動感知して、美空ひばりの歌う「みだれ髪」が流れてきます。
薄磯海岸から塩屋埼灯台方向を望む | |
薄磯海岸の風景 |
塩屋埼灯台の北に広がる薄磯海岸は、1994年(平成6)に選定された「日本の渚100選」にも選ばれました。この辺りでは、勿来と人気を二分するマリンレジャースポットとなり、塩屋埼に立つ白亜の灯台を望む景観が秀逸です。
二見ケ浦から塩屋埼方向の眺望 | |
二見ケ浦の風景 |
豊間、合磯(かっそ)海水浴場の沖に浮かぶ2つの島は、伊勢二見ケ浦の夫婦岩に似ているところから、「二見ケ浦」と名付けられたそうで、初日の出の参拝地としても知られています。ここは、北は塩屋埼、南は合磯岬にはさまれた海岸線で、海鳥たちが海辺で遊んでいました。また、サーファーの好みのスポットでもあるそうです。
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