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鉄道写真館

高松琴平電鉄

高松琴平電鉄の1100形 (琴平駅2005.2.13撮影) 高松琴平電鉄の1200形 (琴平駅2005.2.13撮影)

 高松琴平電鉄は、香川県内において、高松市の高松築港駅〜琴平町の琴電琴平駅(32.9km・22駅)とを結ぶ琴平線と高松市の瓦町駅〜さぬき市の長尾駅(14.6km・16駅)とを結ぶ長尾線と高松市の瓦町駅〜さぬき市の琴電志度駅(12.5km・16駅)を結ぶ志度線の3路線を運行するローカル私鉄事業者です。1912年(明治45)に出晴駅(現在の瓦町駅志度線ホーム附近)〜長尾駅間を開業させた高松電気軌道と1913年(大正2)に出晴駅〜長尾駅間を全通させていた讃岐電鉄と1927年(昭和2)に高松駅(現在の瓦町駅)〜琴平駅(現在の琴電琴平駅)間を全通させた琴平電鉄の3社が1943年(昭和18)に合併して、高松琴平電気鉄道が発足しました。1943年(昭和18)にバス16社と八栗登山鉄道のバス部門を合併、1948年(昭和23)には、高松築港駅〜琴電高松駅(現在の瓦町駅)間も開業します。その後、1961年(昭和36年)にコトデンタクシー(株)設立、1965年(昭和40)にストアー事業を分社、琴電商事(株)設立、1997年(平成9年)に百貨店「コトデンそごう」を開業するなど多角的経営を展開してきました。しかし、経営危機に追い込まれ、2001年(平成13)に高松グランドホテル(高松築港駅)閉店、コトデンそごう閉店、琴電商事が自己破産し、その中で高松地裁に民事再生法適用を申請するに至ります。それから、経営再建に取り組み、2006年(平成18)には民事再生法に基く再生計画が終了しました。

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高松築港駅 瓦町駅 琴電琴平駅

☆琴平線

 <高松築港駅>

 2013年9月14日から、夏休みを利用して、9泊10日で四国一周の旅に出て、四国滞在最後の9月22日に、香川県高松市の玉藻公園(高松城跡)へとやってきました。公園内を散策していると水堀に沿うようにして、高松琴平電鉄の高松築港駅が見えたのです。ホームに電車が停車していたので、望遠レンズで捉えてみました。
高松築港駅のホーム(2013.9.22撮影)

 <瓦町駅>

 1985年4月6日春休みを利用して、4泊5日で瀬戸内への旅に出た途中で高松へ来ました。前日に小豆島に泊まり、フェリーで高松港へ上陸して、高松琴平電鉄に乗りにきたのです。瓦町駅から志度線に乗りましたが、この駅には、他に長尾線、琴平線の電車も集まっていました。志度線は、のんびりと讃岐平野の海岸線を走っていくのがいいのです。車窓からは、所々瀬戸内海が見られて、香川県らしい風景がとても印象に残りました。私が乗った30形は、以前京浜急行で走っていたものです。
瓦町駅ホーム停車中の30形 (1985.4.6撮影)  

 <琴電琴平駅>

高松琴平電鉄の1100形 (2005.2.13撮影) 高松琴平電鉄の1200形 (2005.2.13撮影)
高松琴平電鉄の琴電琴平駅 (2005.2.13撮影)
 2005年2月13日、淡路島と瀬戸内海東部の岬と灯台巡り、2泊3日の旅に出かけた途中、高松琴平電鉄の琴電琴平駅へ立ち寄りました。さすがに金比羅さんの門前町だけあって、駅舎も神社風の建築になっています。ちょうど、ホームには1100形と1200形が停車していましたが、いずれも他の私鉄から譲り受けた車両で、1100形は元京王帝都電鉄5000系、1200形は元京浜急行700系でした。地方の私鉄を巡ると、以前大都市で活躍していた鉄道車両に再会できるのが楽しいのです。
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