<岬と灯台写真館>

田皆岬とヤクニヤ埼灯台(鹿児島県)

1998年1月12日午前に沖永良部島の田皆岬(鹿児島県)で撮った写真です。


 奄美諸島を巡る6泊7日の旅に出て、まず夕方、羽田空港から那覇空港へ直行しました。そして、翌朝船で与論島に渡って泊まり、さらに次の日の午後に、船で沖永良部島和泊港へと渡ってきたのです。その日は、西郷隆盛謫居跡などを見ただけで、民宿「はまゆう荘」に入りました。翌朝は、朝からレンタカーを借り島一周に出かけたのです。時計回りに海岸線を巡って、少し内陸に入って昇竜洞を探索しました。その周辺を散策後、再び海岸線に復して、田皆岬(たみなみさき)へとやってきたのです。青い海と白亜のヤクニヤ埼灯台が、印象に残りました。

☆ヤクニヤ埼灯台 地図
ヤクニヤ埼灯台 (1998年1月12日撮影)
ヤクニヤ埼灯台の概要
番号 6968
位置 北緯 27度23分59秒 
東経 128度32分21秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 群閃白光 毎7秒に2閃光
光度 1万5千カンデラ
光達距離 13海里(約24km) 
灯塔高 18m(地上〜塔頂)
標高 72m(平均海面〜灯火)
初点灯 1974年(昭和49)3月
所在地 鹿児島県大島郡知名町
<特徴>
 ヤクニヤ埼灯台は、沖永良部島のの北西端の田皆岬突端に立つ、白亜の灯台です。周辺は、奄美群島国定公園に指定され、高さ40mもの断崖絶壁が続き、奄美十景の一つに数えられるほどすばらしい景観を誇っています。

<歴史>
 この灯台は、1974年(昭和49)3月に設置、初点灯された白色塔形(円形)コンクリート造りです。

<現況>
 灯塔高は18m(地上から塔頂まで)、標高(平均海面から灯火まで)72mで、光度1万5千カンデラ、光達距離18海里(約24km) です。残念ながら、一般公開されていないので、通常は外観を望むだけです。

☆田皆岬と海

田皆岬の碑 田皆岬沖のきれいな海と空

 沖永良部島の北西端で、東シナ海に突きだした田皆岬は、珊瑚礁が隆起してできたもので、高さ40mほどの海蝕崖が続いています。一帯はカルスト地形を形成し、トラバーチン(多孔質の無機質石灰岩)が産出されて、国会議事堂や皇居の玄関にも使用されたそうです。地元では、矢護仁屋(ヤグニヤ)岬とも呼ばれ、奄美十景にも数えられる景勝地なのです。この断崖上から見るエメラルドグリーンの海は素晴らしいのです。


岬と灯台写真館へ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね! gauss@js3.so-net.ne.jp