旧街道めぐりカルトクイズ(2)<中山道編>

旧越前屋(現越前屋旅館)
◯正解です!

 寝覚の立場茶屋のそば切りは江戸時代からの名物で、色々な本にも書かれているが、十返舎一九の「続・膝栗毛」には『此ところ蕎麦切りの名物なり。中にも越前屋といふに娘のあるのを見て……』として越前屋の名前が出てくる。当時から有名な店で、現在では国道19号沿いの臨川寺の前に場所を移して、蕎麦屋としての営業を続けている。元の旧中山道沿いの建物は越前屋旅館として営業している。

 (1)多瀬屋−−−×江戸時代からの寝覚の立場茶屋で現在もその建物が残り、民宿を営む。

 (2) 越前屋−−−○江戸時代からの寝覚の立場茶屋で現在も場所を移して蕎麦屋を営む。

 (3) 柏屋−−−−×須原宿の旅籠で今もその建物を残すが、旅館としての営業はしていない。

 (4) 越後屋−−−×奈良井宿の旅籠で今でもその古い建物のままで旅館として営業している。

 (5) くるま屋−−−×木曽福島に本店のある有名な蕎麦屋


◇さあー、次の問題です。


☆問題(4)  C級問題(正解だと思う番号をクリックして下さい)

【商家】 宿場の中には旅籠や茶屋といった旅の休泊施設ばかりでなく、商いをする商家も結構あった。しかも、その宿場ごとにその地方の名産品を扱う店も少なくなく、遠方から買いに来る客もいた。それでは、柏原宿で江戸時代から代々同じ場所の古風な店構えで、今でも商売を続けている「伊吹堂亀屋左京」があり、その店先には等身大の福助人形が置かれ、安藤広重の浮世絵にも描かれたものだというが、この付近で採れる原料を使って、代々商っているものはなにか?

 (1) 和中散

 (2) 合羽

 (3) 茶

 (4) もぐさ

 (5) 神教丸