<岬と灯台写真館>
三崎と番所灯台(福島県)
2004年11月13日午後に三崎(福島県いわき市)で撮った写真です。
1泊2日で、福島県いわき市と茨城県の旅に出かけ、常磐自動車道で北に向かいました。しかし、渋滞もあまりなく順調に走り、友部のサービスエリアで朝食休憩を取って、さらに北進して、いわき湯本インターで下りたのは9時過ぎでした。その後は、まず白水阿弥陀堂へ立ち寄ったのですが、ここは、平安時代末期に立てられた国宝建造物で、周囲の浄土庭園と共にすばらしい景観を成しています。今の季節は、阿弥陀堂脇のイチョウの大木が真黄色に色づいて、それはそれは見事なのです。また、池には鴨が数十羽いて、面白いポーズを取るものですから、夢中になってシャッターを押し続け、かなりの時間を費やしてしまいました。それからは、太平洋岸に出て、塩谷埼灯台を見学したのですが、今年の春に改修されたばかりで、とても白さが際だっていました。150円也を払って、灯台の上まで登ってみたのですが、風が強く、地上から25mほどの高さがあるので、とてもおっかなかった!でも、天気が良くて、見晴らしがきき、荒れた海をカメラに収めることができました。その後、灯台下の食堂で、昼食にトロホッケ定食(1,500円)を食べてから、さらに南下して、今度は三崎公園の見晴台から海を眺めてみたのですが、ここは、岩礁と青い海が際だっていて、とてもきれいでした。その北側にある番所(ばんどころ)灯台にも立ち寄ってみましたが、青い海と空をバックに白い灯台がスッと立っていて、とても印象的で、何枚も写真を撮ったのです。撮影後は、いわきマリンタワーにも登ってみましたが、ここは、高さ59.99mの展望塔で、最上部は屋根がなくて360度見渡せます。ちょっと高くて恐いのですが、見晴らしは最高でした。
☆番所灯台 | 地図 |
番所灯台 (2004年11月13日撮影) |
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<特徴> 番所灯台は、福島県いわき市の三崎に立つ、白亜の小型灯台です。周辺は、磐城海岸県立自然公園に指定され、太平洋に臨む景勝地で、三崎公園として整備されています。 <歴史> 現在の灯塔高(地上から塔頂まで)10.7m、標高(平均海面から灯火まで)35mで、光度8千5百カンデラ、光達距離13海里(約24km) です。 |
番所灯台のプレート | 番所灯台の塔頂部 |
番所灯台付近から太平洋を望む | |
番所灯台付近から太平洋を望む |
番所灯台付近からは、太平洋がきれいに見えました。天気は良かったのですが、風があって、白い波頭が印象的でした。この辺りから見る海は雄大な感じがします。
潮見台の展望台 | 潮見台眼下の岩礁 |
西方向(小名浜港)を望む | |
東方向を望む | 北方向(いわきマリンタワー)を望む |
番所灯台の西に潮見台という眺望のすばらしい所があり、円筒形の展望台が建っています。眼前には太平洋や小名浜港が一望の下に見渡せますし、振り返れば三崎公園といわきマリンタワーを望むことが出来、みごとな景観です。この展望台には、崖上から海に突き出した回廊のような部分があり、スリルを味わうことが出来ます。
いわきマリンタワー (2004年11月13日撮影) |
いわきマリンタワーは小名浜港東端の岬に位置する三崎公園(総面積約70万u)の真ん中にそびえています。塔高59.9mの展望塔ですが、建設当時は、60m以上の高さにすることが出来なかったのでこうなったとか...。最上部は標高106mにもなり、階段上の「スカイステップ」からは360度の大パノラマが眺望できます。
東方向(永崎海岸)を望む | 南方向(潮見台)を望む |
西方向(小名浜港)を望む |
いわきマリンタワーの最上部は屋根がなくて360度見渡せます。ちょっと高くて恐いのですが、眺望はすばらしく、東に永崎海岸、西に小名浜港、そして南には潮見台から太平洋を一望の下に見渡すことが出来ます。この景色は感動的です!
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