ゴマシジミ (胡麻小灰) |
学 名 |
Maculinea teleius |
科 名 |
シジミチョウ科 |
亜科名 |
ヒメシジミ亜科 |
族 名 |
ヒメシジミ族 |
属 名 |
ゴマシジミ属 |
時 期 |
年1化、7月〜9月 |
分 布 |
北海道、本州、九州 |
大きさ |
(前翅長)18-24mm
(開張)29-48mm |
生育地 |
草原、湿原、高地 |
|
<特徴>
初夏に年1回発生し、北海道や本州(東北北部、関東、中部、中国)、九州の草原、湿原、高地で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は、淡い褐色地に黒色斑が散らばります。表側は、オスでは黒褐色に薄く藤色を帯びますが、メスでは、藤色を欠きます。幼虫は、バラ科植物(ワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、カライトソウ、ミヤマワレモコウなど)を食べますが、終齢幼虫はシワクシケアリの巣に運ばれ、シワクシケアリの卵や幼虫を食べます。
<名前の由来>
羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏側の黒斑を胡麻(ゴマ)に見立てて名付けられました。
<備考>
季節型はありませんが、北海道・東北亜種、本州中部亜種、八方尾根・白山亜種、中国・九州亜種があります。環境省レッドデータブック絶滅危惧U類
|