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シジミチョウ科

アサマシジミ

☆データ

アサマシジミ (浅間小灰)
学 名 Lycaeides subsolanus
科 名 シジミチョウ科
亜科名 ヒメシジミ亜科
族 名 ヒメシジミ族
属 名 ヒメシジミ属
時 期 年1化、6月〜7月(寒冷地〜8月)
分 布 北海道、本州(関東北部、中部)
大きさ (前翅長)14-20mm
(開張)30mm前後
生育地 草原、湿原、露岩地など

<特徴>
 年1回の発生で、成虫は初夏に出現し、北海道や本州(関東北部、中部)の標高の高い草原、湿原、露岩地などで見られるシジミチョウの一種で、3つの亜種があります。翅の裏側はメスは灰色地、オスは青色地で共に黒斑とオレンジ色の帯が目立ちます。表側は、オスが青紫色で黒褐色の縁があり、メスは茶褐色で縁にオレンジ色の斑が見られます。幼虫は、マメ科植物(タイツリオウギ、イワオウギなど)の花やつぼみを食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、最初に浅間山で発見されたので、浅間(アサマ)が付きました。

<備考>
 季節型はありませんが、北海道亜種、本州中部中山帯亜種、本州中部高山帯亜種があります。

アサマシジミ♀ (シジミチョウ科)本州中部高山帯亜種 2005年8月21日午前、蓮華温泉(新潟県糸魚川市)

 2005年8月21日午前、標高約1,500mの蓮華温泉付近(新潟県糸魚川市)で撮影しましたが、本州中部高山帯亜種です。

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