ヒメキマダラセセリ
(姫黄斑せせり) |
学 名 |
Ochlodes ochraceus |
科 名 |
セセリチョウ科 |
亜科名 |
セセリチョウ亜科 |
族 名 |
アカセセリ族 |
属 名 |
コキマダラセセリ属 |
時 期 |
年2回、5月〜9月 |
分 布 |
本州〜九州 |
大きさ |
(前翅長)12-17mm
(開張)25-32mm |
生育地 |
樹林周辺、草地など |
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<特徴>
年2回の発生で、成虫は春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来>
ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、オスは黄色地に黒っぽい斑模様(キマダラ)が見られ、また小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。
<備考>
季節型は有りませんが、オスとメスでは翅の表側は、かなり印象が違います。
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