＜岬と灯台写真館＞

池間島と灯台（沖縄県）

1995年9月19日昼に池間島（沖縄県平良市）で撮った写真です。

　沖縄県を巡る９泊１０日の旅に出て、まず、羽田空港から石垣空港へ直行しました。そして、石垣島、西表島、竹富島と巡ってから、４日目午後に石垣空港から宮古空港へと飛んできたのです。翌日はレンタカーを借り、反時計回りに島内一周を試み、ドイツ文化村、平安名埼灯台の次に池間大橋を渡って、池間島へと至りました。ここは、宮古本島の北方に浮かぶ島でその北端に池間島灯台が佇立し、周辺にはエメラルドグリーンのすばらしい海が広がっていました。

☆池間島灯台 地図
池間島灯台 （1995年9月19日撮影）
池間島灯台の概要
番号 7167 [F4738]
位置 北緯　24度56分10秒 
東経　125度14分09秒
塗色 白色  
構造 塔形（円形） コンクリート造
灯器 LB-90型灯器
灯質 単閃白光　毎12秒に1閃光
光度 56万カンデラ（実効光度）
光達距離 18.0海里（約33km） 
灯塔高 22.84m（地上〜塔頂）
標高 41.51m（平均海面〜灯火）
初点灯 1940年（昭和15）12月22日
所在地 沖縄県平良市
＜特徴＞
　池間島灯台は、宮古本島から橋で結ばれた池間島の北端に立つ、白亜の美しい大型灯台です。周辺は、伊良部県立自然公園に指定され、美しい海が広がっています。

＜歴史＞
　この灯台は、1940年（昭和15）12月22日に設置、初点灯され、当初は第３等レンズを使用し、灯高20mでしたが、第２次世界大戦で全壊してしまいました。その後、1950年（昭和25）に応急復興され、1963年（昭和38）に本格的に復旧工事が行われました。さらに、1986年（昭和61）2月に灯塔が建て替えられ、今日に至っています。

＜現況＞
　現在の灯塔高（地上から塔頂まで）は22.84m、標高（平均海面から灯火まで）41.51mで、LB-90型灯器を使い、光度56万カンデラ（実効光度）、光達距離18.0海里（約33km） です。内部は、一般公開されていませんので、通常は外部のみの見学となります。

☆池間島と池間大橋

西平安名岬から池間島を望む 池間大橋

　池間島は、宮古本島の北方に浮かぶ離れ島でしたが、1992年2月に全長1,425ｍの池間大橋が完成し、陸続きとなりました。着工から11年の歳月と99億円の総工費がかかったのことです。しかし、それによって利便は向上し、エメラルドグリーンの海を望める観光スポットともなりました。

☆西平安名崎

西平安名崎 西平安名崎の風力発電

　池間大橋のすぐ近くに西平安名崎があります。宮古本島の北西端にあたる岬で、海岸線が美しく、北に池間島、西に伊良部島、東に大神島が一望できる景勝地です。一帯は公園化されていますが、「エネトピア構想」の一環として作られた、風力発電用の白い風車が並んでいるのが目立ちます。

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