ジョウザンミドリシジミ
(定山緑小灰) |
学 名 |
Favonius taxila |
科 名 |
シジミチョウ科 |
亜科名 |
ミドリシジミ亜科 |
族 名 |
ミドリシジミ族 |
属 名 |
オオミドリシジミ属 |
時 期 |
年1回、6月〜7月 |
分 布 |
北海道、本州 |
大きさ |
(前翅長)14-22mm
(開張)30mm前後 |
生育地 |
山地、林縁など |
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<特徴>
年1回の発生で、初夏に成虫が出現し、山地のミズナラ林や低地のコナラ林等で見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の裏側は、薄茶色地に白線が入り、後翅下に橙紋が見られ、中央でくびれながらもつながっています。また、長い尾状突起が目に付きます。翅の裏側は、オスでは青緑色に輝き、メスは茶褐色で前翅に白斑が見られます。尚、オスは午前中に活発に活動し、占有行動をとることが知られています。幼虫は、ミズナラ、コナラ、カシワなどを食べます。
<名前の由来>
羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、オスは翅の表側が青緑色に輝き、北海道札幌市の定山渓で最初に発見されたのでこの名が付きました。
<備考>
各種の開発により、生育環境が狭められています。
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