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タテハチョウ科
カラフトヒョウモン
☆データ
<特徴> 年1回、夏に北海道(渡島半島を除く)の低地から山地の林縁で見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、前翅には黒褐色の斑模様があり、後翅には黄と白の斑紋が見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が目立ちます。幼虫は、スミレ科植物(ケタチツボスミレ、ミヤマスミレなど)を食べます。 <名前の由来> 彪のような紋(ヒョウモン)を持つ蝶で、樺太(カラフト)方面にいる蝶という意味の北海道特産種です。 <備考> 季節型はありませんが、メスはオスよりやや大きくて丸味を帯びます。
☆生態写真
2006年7月11日午後、五鹿山公園(北海道上湧別町)で撮影しましたが、吸蜜しながら翅を閉じたり、開いたりしていました。
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