<岬と灯台写真館>

川奈崎と川奈埼灯台(静岡県)

2005年1月9日午前に川奈崎(静岡県)で撮った写真です。


 2泊3日で、三浦半島と伊豆半島の岬と灯台めぐりの旅に出かけ、早朝6時過ぎに出立して、初日に三浦半島を巡りました。剱埼灯台、城ヶ島の安房埼灯台城ヶ島灯台、葉山灯台、江ノ島灯台と回ってから、伊豆半島へ至り、東海岸の赤沢温泉へ泊まりました。翌朝は、8時半過ぎに宿を立ち、国道135号線を少し戻って、川奈崎へと向かったのです。前回来たときには、先端へ至道がわからなくて、断念したのですが、今度は、川奈漁港近くに車を置いて、海岸線を徒歩で歩いていきました。崖崩れがあって、車が走れそうもない山道を20分ほど歩くと、ようやく川奈埼灯台が見えてきたのです。この灯台はデザイン灯台といって、地元の要望に基づいて、地域にちなんだ外観に造られています。ここは、川奈ゴルフ場の一角に立地しているので、なんとゴルフティをイメージした灯台なのです。それが、とても天気が良く、空も海も澄んでいたので、それに灯台を撮し込んで、何枚も写真を撮りました。

☆川奈埼灯台 地図
川奈埼灯台 (2005年1月9日撮影)
川奈埼灯台の概要
番号 2433
位置 北緯 34度57分20秒 
東経 139度08分41秒
塗色 白色  
構造 塔形(三本脚) コンクリート造
灯質 等明暗白光 明2秒暗2秒
光度 8千5百カンデラ
光達距離 13海里(約24km) 
明弧 全度
灯塔高 13.0m(地上〜塔頂)
標高 54m(平均海面〜灯火)
初点灯 1957年(昭和32)3月
所在地 静岡県伊東市

<特徴>
 川奈埼灯台は、伊豆半島の東海岸にある、川奈崎の突端に立つ白亜の灯台で、川奈ゴルフ場の一角にあります。そのこともあって、ゴルフティをイメージしたデザイン灯台となっています。周辺は、富士箱根伊豆国立公園に指定され、太平洋や伊豆諸島を望む風光明媚の地です。

<歴史>
 この灯台は、1957年(昭和32)3月に初点灯しました。

<現況>
 現在の灯塔高(地上から塔頂まで)は13.0m、標高(平均海面〜灯火)は54mで、光度は8千5百カンデラ、光達距離は13海里(約24km)です。

川奈埼灯台のプレート 川奈埼灯台の塔頂部

☆川奈崎周辺の景色

南東方向(伊豆大島)を望む 南方向(利島・新島)を望む
北方向(初島)を望む 川奈ゴルフ場

 川奈埼灯台は、川奈ゴルフ場に隣接していますが、一角にあるといった方が良いような状態です。ここからは、太平洋に浮かぶ伊豆諸島の眺めがすばらしいのです。天気も良く晴れ渡っていたので、何回もカメラのシャッターを切ってしまいました。


☆川奈崎から見た富士山

川奈崎から見た富士山

 川奈埼灯台周辺からは樹木がじゃまして、富士山がよく見えなかったのですが、山道を下って、海岸端までくると富士山がはっきりと見えるようになりました。


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