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タテハチョウ科

クロヒカゲ

データ 生態写真 雌雄比較

☆データ

クロヒカゲ(黒日陰)
学 名 Lethe diana
科 名 タテハチョウ科
亜科名 ジャノメチョウ亜科
族 名 マネシヒカゲ族
属 名 ヒカゲチョウ属
時 期 年3回、5月〜10月
分 布 北海道〜九州
大きさ (前翅長)23-33mm
(開張)50-60mm
生育地 平地から亜高山帯

<特徴>
 年3回の発生で、成虫は春から初秋まで、平地から亜高山帯などで広く見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の眼状紋が見られます。表側は黒褐色の地色に小さな眼状紋があります。俊敏に飛ぶので、なかなかカメラには収まってくれません。幼虫は、イネ科植物(チシマザサ、ネザサ、クマザサなど)を食べます。

<名前の由来>
 陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、黒っぽい色をしているので命名されました。

<備考>
 季節型はありませんが、メスはオスに比べて翅の表側の色がやや淡いのです。本土亜種と御蔵島亜種があります。

☆生態写真

クロヒカゲ(タテハチョウ科)本土亜種 2004年8月28日午前、鵜の尾岬(福島県相馬市)

2004年8月28日午前、鵜の尾岬(福島県相馬市)で撮影しましたが、本土亜種です。神社の階段の手すりにとまっていましたが、羽を開くことはありませんでした。

クロヒカゲ(タテハチョウ科)本土亜種 2005年7月9日午前、湯の丸高原(長野県東御市)

 2005年7月9日午前、標高約1,800mの湯の丸高原(長野県東御市)で撮影しましたが、本土亜種です。今回は、羽を開いたので、表側も撮影出来ました。

クロヒカゲ(タテハチョウ科) 20014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影

 2014年7月6日午後、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影しましたが、葉上で開翅したところが接写できました。

クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2014年7月12日午後、「八丁湖公園」(埼玉県比企郡吉見町)で撮影

 2014年7月12日午後、「八丁湖公園」(埼玉県比企郡吉見町)で撮影しましたが、本土亜種です。

クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(埼玉県秩父市・皆野町)で撮影

 2016年5月18日午後、「美の山公園」(埼玉県秩父市・皆野町)で撮影しましたしましたが、葉上に止まっていました。

クロヒカゲ♀(タテハチョウ科) 2019年10月15日午前、外之原町(愛知県春日井市)で撮影

 2019年10月15日午前、外之原町(愛知県春日井市)で撮影しましたが、地上に止まって翅を開閉していたところを望遠で捉えました。

クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2020年6月5日午前、鯏川沿い(愛知県春日井市)で撮影

 2020年6月5日午前、鯏川沿い(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上に止まっていたところを望遠で捉えました。

クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2020年7月19日午後、玉野町(愛知県春日井市)で撮影

 2020年7月19日午後、玉野町(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上に止まっていたところをストロボを使って接写しました。

 ☆雌雄比較 

オス  メス
   
クロヒカゲ♂(タテハチョウ科)  クロヒカゲ♀(タテハチョウ科) 

 オスは、腹部が細く、翅の表側は、地色が濃く、後翅基部に長毛束があります。
 メスは、腹部が太く、翅の表側は、地色が淡く、前翅の白帯がより明瞭になります。

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