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蝶の写真館

タテハチョウ科

サトキマダラヒカゲ

データ 生態写真 雌雄比較

☆データ

サトキマダラヒカゲ
(里黄斑日陰)
学 名 Neope goschkevitschii
科 名 タテハチョウ科
亜科名 ジャノメチョウ亜科
族 名 マネシヒカゲ族
属 名 キマダラヒカゲ属
時 期 年1〜2回、5月〜8月
分 布 北海道〜九州
大きさ (前翅長)26-39mm
(開張)60-65mm
生育地 平地から低山地の雑木林の周辺など

<特徴>
 年1〜2回の発生で、成虫は春から夏まで、平地から低山地の雑木林の周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、眼状紋が並んでいます。表側は、茶褐色の地色に橙黄色の斑と線が見られます。樹木や地面に時々とまりますが、羽を閉じているので、飛翔時以外に表側を撮影するのは難しいのです。幼虫は、イネ科植物(チシマザサ、シナノザサ、ススキなど)を食べます。

<名前の由来>
 陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、里(サト)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。

<備考>
 ヤマキマダラヒカゲとよく似ていて、識別はなかなか難しいのです。

☆生態写真

サトキマダラヒカゲの春型(タテハチョウ科) 2004年5月5日午後、福岡県前原市内で撮影

2004年5月5日午後、福岡県前原市内で撮影しました。好んで、木の幹や枝にとまっていましたが、羽を開くことはありませんでした。ヤマキマダラヒカゲとの識別は難しいのです。

サトキマダラヒカゲの夏型(タテハチョウ科) 2005年8月14日午前、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)で撮影

2005年8月14日午前、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)で撮影しました。木にとまって、樹液を吸っていましたが、飛翔する瞬間をとらえて、表側も撮ってみました。

サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2006年7月8日午前、ほべつ道民の森(北海道穂別町)で撮影

 2006年7月8日午前、ほべつ道民の森(北海道穂別町)で撮影しましたが、表側は撮れませんでした。

サトキマダラヒカゲの夏型(タテハチョウ科) 2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影

 2012年8月26日午前、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影しました。

サトキマダラヒカゲの春型(タテハチョウ科) 2013年5月25日午後、「八丁湖公園」(埼玉県比企郡吉見町)で撮影

 2013年5月25日午後、「八丁湖公園」(埼玉県比企郡吉見町)で撮影しましたが、木の幹や葉の上に止まっていました。

サトキマダラヒカゲの春型(タテハチョウ科) 2016年5月22日午後、「蝶の里公園」(埼玉県比企郡嵐山町)で撮影

 2016年5月22日午後、「蝶の里公園」(埼玉県比企郡嵐山町)で撮影しましたが、集まって樹液を吸っていたところを接写できました。

サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2019年5月15日午後、潮見坂平和公園(愛知県春日井市)で撮影

 2019年5月15日午後、潮見坂平和公園(愛知県春日井市)で撮影しましたが、翅を開かなかったので表側は撮れませんでした。

サトキマダラヒカゲの春型(タテハチョウ科) 2020年5月20日午前、隠山池周辺(愛知県春日井市)で撮影 

 2020年5月20日午前、隠山池周辺(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上にしばらく止まっていたので、接写できました。

サトキマダラヒカゲの夏型(タテハチョウ科) 2020年8月8日午前、落合公園(愛知県春日井市)で撮影 

 2020年8月8日午前、落合公園(愛知県春日井市)で撮影しましたが、木の幹にしばらく止まっていたので、接写しました。

 ☆雌雄比較 春型

オス  メス
   
サトキマダラヒカゲの春型♂(タテハチョウ科) サトキマダラヒカゲの春型♀(タテハチョウ科)

 オスは、腹部が細く、翅の表側は、前翅中央に性標があります。
 メスは、腹部が太く、翅の表側は、黄色斑が発達し、裏側は、オスより淡くなります。

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