<岬と灯台写真館>

野間崎と野間埼灯台(愛知県)

2004年12月31日午後に野間崎(愛知県)で撮った写真です。


 帰省途中に、伊良湖岬に立ち寄ることにして、東名高速の浜松インターで下りてからは、国道1号線から42号線に出て、を渥美半島の南海岸に沿って走りました。左手には時々太平洋が見え隠れします。先端近くなって、島崎藤村の「椰子の実」の誌碑、浜の日出の石門と巡り、恋路ヶ浜の駐車場へ停めました。昼食後、遊歩道を先端へと向かって歩き、伊良湖岬灯台、万葉歌碑と見学して、カメラに収めたのです。その後は、立馬埼灯台、豊橋鉄道沿線、浜名湖に立ち寄って、写真を撮り、遠州の山間部にある秘湯儀光温泉に泊まりました。翌朝は、8時には宿を立って、山を下っていきました。豊橋市街へと入って、豊橋鉄道の路面電車を撮影し、西浦半島へと至って、雨の中で橋田鼻灯台をカメラに収めました。その後は、国道247号線に復して西へ進み、有料の衣浦トンネル(250円)を潜って、半田市へ入りました。そこからは南下して、半島の先端を目指したのですが、昼を過ぎ腹も減ってきたので、南知多町に入ってから、国道脇にある食堂に入ったのです。刺身定食(1,050円)を注文したのですが、思いの外新鮮な魚をたくさん食べられたので、満足しました。食後も海岸線を走り、諸崎を回って、野間埼灯台へと至りました。この灯台は、国道脇にポツンと立って、伊勢湾に向かっていました。雨は小降りになっていたものの風は冷たく、震えながら灯台と海の写真を撮ったのです。

☆野間埼灯台 地図
野間埼灯台 (2004年12月31日撮影)
野間埼灯台の概要
番号 2632
位置 北緯 34度45分28秒 
東経 136度50分40秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
レンズ 第5等フレネル式
灯質 等明暗白光 明3秒暗3秒
光度 1万5千カンデラ
光達距離 13.5海里(約25km)
明弧 326度から164度まで
灯塔高 17.9m(地上〜塔頂)
標高 20m(平均海面〜灯火)
初点灯 1921年(大正10)3月1日
所在地 愛知県知多郡美浜町

<特徴>
 野間埼灯台は、知多半島の野間崎に立つ白亜円形の灯台です。周辺は、三河湾国定公園に指定され、伊勢湾を望む風光明媚の地です。

<歴史>
 この灯台は、1921年(大正10)3月1日に設置、初点灯しました。

<現況>
 現在の灯塔高(地上から塔頂まで)は17.9m、標高(平均海面〜灯火)は20mで、光度は、1万5千カンデラ、光達距離は13.5海里(約25km)です。

野間埼灯台のプレート 野間埼灯台の塔頂部

☆野間崎周辺の海

西方向(伊勢湾)を望む
南方向(小野浦)を望む 北方向を望む

 野間埼灯台周辺は、海岸線が続き、あまり岬らしい雰囲気はありません。しかし、ここからは伊勢湾に沈む美しい夕景を眺められるとのことです。また、南に続く小野浦は海水浴場として、シーズンにはにぎわいをみせるところです。


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