リュウキュウミスジ(琉球三筋) |
学 名 |
Neptis sappho |
科 名 |
タテハチョウ科 |
亜科名 |
イチモンジチョウ亜科 |
族 名 |
ミスジチョウ族 |
属 名 |
ミスジチョウ属 |
時 期 |
多化性、奄美諸島3月〜11月
八重山諸島ではほぼ1年中 |
分 布 |
奄美諸島以南、沖縄 |
大きさ |
(前翅長)24-34mm
(開張)55-65mm |
生育地 |
林縁、耕作地周辺 |
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<特徴>
鹿児島県の奄美諸島以南、沖縄県の諸島の林縁、耕作地周辺に生息し、多化性で、奄美諸島では冬季に姿を消しますが、八重山諸島では、ほぼ一年中見ることができるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は茶色地に白線が入り、その周りに黒い縁取りがあるので、コミスジと識別できます。また、表側は濃茶色地に三本の白い帯が目立ちます。ゆるやかに飛び、時々羽をパタパタさせながら、スーッと滑空するような感じの飛翔です。幼虫は、マメ科植物(ヌスビトハギ、リュウキュウヌスビトハギ、トキワヤブハギ、シバハギ、ミソナオシ、タイワンクズなど)を食べます。
<名前の由来>
羽を開いた時の模様が、白い3本の横筋線が目立つので「ミスジ」と命名されたのですが、その中でも琉球(リュウキュウ)列島の固有種なのでこの名が付きました。
<備考>
オスとメスが似ています。 |