サツマシジミ(薩摩小灰) |
学 名 |
Udara albocaerulea |
科 名 |
シジミチョウ科 |
亜科名 |
ヒメシジミ亜科 |
族 名 |
ヒメシジミ族 |
属 名 |
サツマシジミ属 |
時 期 |
年4〜6回、4月〜11月 |
分 布 |
本州(東海地方以西)、四国、九州、沖縄 |
大きさ |
(前翅長)13-16mm
(開張)33-35mm |
生育地 |
森林、公園、人家周辺など |
|
<特徴>
多化性で、成虫は春から秋まで、雑木林や人家の周辺をやや緩やかに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側はオスの前翅は淡紫青色に白班がありますが、メスでは黒縁部分が広くなります。幼虫は、ハイノキ科、スイカズラ科、モチノキ科、ミズキ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。
<名前の由来>
羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、鹿児島県の薩摩(サツマ)地方でよく見られたので名付けられました。
<備考>
近年の地球温暖化の影響で北上する蝶の一つとされています。
|