シロオビヒメヒカゲ(白帯姫日影) |
学 名 |
Coenonympha hero |
科 名 |
タテハチョウ科 |
亜科名 |
ジャノメチョウ亜科 |
族 名 |
ジャノメチョウ族 |
属 名 |
ヒメヒカゲ属 |
時 期 |
年1回、6月〜7月 |
分 布 |
北海道 |
大きさ |
(前翅長)17-21mm
(開張)25-35mm |
生育地 |
日当たりの良い草原 |
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<特徴>
年1回発生し、北海道の日当たりの良い草原で見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は褐色の地に赤い縁取りの蛇の目模様が並び、その内側に白帯が目立ちます。表側は同じく褐色の地で、後翅には蛇の目模様が見られます。草地をゆるやかに飛びまわっていますが、時々羽を休めてくれるので、撮影できます。幼虫は、カヤツリグサ科植物(ヒカゲスゲ、カミカワスゲなど)、イネ科植物(ヒメノガリヤスなど)を食べます。
<名前の由来>
陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、後翅裏面の白帯(シロオビ)が目立ち、小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。
<備考>
メスはやや大きく、地色が淡いのです。後翅裏面の白帯が広い北海道東部亜種と白帯が細い札幌豊平峡亜種があります。
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