ウラゴマダラシジミ
(裏胡麻斑小灰) |
学 名 |
Artopoetes pryeri |
科 名 |
シジミチョウ科 |
亜科名 |
ミドリシジミ亜科 |
族 名 |
ミドリシジミ族 |
属 名 |
ウラゴマダラシジミ属 |
時 期 |
年1回、5月〜6月 |
分 布 |
北海道〜九州 |
大きさ |
(前翅長)17-25mm
(開張)40-45mm |
生育地 |
平地から山地の山沿いの樹林周辺等 |
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<特徴>
年1回の発生で、成虫は、晩春〜初夏に平地から山地の山沿いの樹林周辺などで見られる、シジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は青白色分を囲むように外縁黒帯があります。裏側は白地に黒小点(胡麻斑)列が目立ちます。オスは表側の白斑がメスより広くなることで識別できます。林の中をぬうように緩やかに飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できます。幼虫は、モクセイ科植物(イボタノキ、ミヤマイボタ、オオバイボタ、サイゴクイボタなど)を食べます。
<名前の由来>
羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏側に胡麻斑(ゴマダラ)が見られることから名付けられました。
<備考>
各地で微妙な地理的な変異があります。
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