本文へスキップ

「旅のホームページ」は、いろいろな国内旅行を専門とするホームページです。

蝶の写真館

ジミチョウ科

ムラサキツバメ

データ 生態写真 近似種比較

☆データ

ムラサキツバメ(紫燕)
学 名 Narathura bazalus
科 名 シジミチョウ科 
亜科名 ミドリシジミ亜科
族 名 ムラサキシジミ族
属 名 ムラサキシジミ属
時 期 年4〜5回、6月〜10月
分 布 本州(関東以西)〜沖縄
大きさ (前翅長)19-23mm
(開張)35-40mm
生育地 平地〜丘陵地の照葉樹林など

<特徴>
 年4〜5回の発生で、成虫は春から秋まで、平地から丘陵地の照葉樹林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側はオスは、暗紫いろで、メスは紫青色部分を囲むように外縁黒帯があります。裏側は、目立たない濃褐色で、黒っぽい斑と帯が明瞭に見られます。夕方になると林の中をすばやく飛翔しますが、たまに地表で吸水してくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(マテバシイ、シリブカガシなど)を食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝き、後羽にツバメの尾のような細長い突起があることから名付けられました。

<備考>
 季節型は有りません。近年、東海から関東地方へ分布域を拡大しています。

ムラサキツバメ♂(しじみちょう科) 2013年9月18日午後、日和佐海岸(徳島県美波町)で撮影

 2013年9月18日午後、日和佐海岸(徳島県美波町)で撮影しましたが、葉の上に羽を休めしばらく動かなかったので、シャッターが切れました。

ムラサキツバメ(しじみちょう科) 2019年9月6日午後、朝宮公園(愛知県春日井市)で撮影

 2019年9月6日午後、朝宮公園(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上にしばらく静止していたので、望遠で捉えました。

ムラサキツバメ(シジミチョウ科) 2021年8月7日午前、みろくの森(愛知県春日井市)で撮影

 2021年8月7日午前、みろくの森(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上にしばらく静止していたのを接写しました。

ムラサキツバメ(シジミチョウ科) 2023年11月16日午後、八田川沿い(愛知県春日井市)で撮影

 2023年11月16日午後、八田川沿い(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上にしばらく静止していたのを望遠で捉えました。

☆近似種比較 

ムラサキツバメ  ムラサキシジミ
   
ムラサキツバメ(シジミチョウ科)  ムラサキシジミ(シジミチョウ科) 

 ムラサキツバメは、尾状突起があります。
 ムラサキシジミは、尾状突起がありません。

前種へ シジミチョウ科目次 次種へ

蝶のブログ

……蝶の掲示板を設けています。ぜひご利用下さい……
ガウスの蝶の画像掲示板
蝶についてのご質問、疑問、情報などありましたら書き込んで下さい。私が、お答えいたします。
旅のブログ   100選・50選   ガウスの歴史を巡るブログ
このページの先頭へ
蝶の写真館のINDEXへ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね! gauss@js3.so-net.ne.jp