☆恋路のつり橋
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柿其渓谷の入口「恋路のつり橋」 |
柿其(かきぞれ)渓谷は数ある木曽路の渓谷の中でも特に美しいと言われています。入口にあたる恋路のつり橋(長さ約35m)より、上流8kmにわたって、すばらしい渓谷が続き、白い花崗岩、エメラルドグリーンの清流、そこに、美しい滝や瀬や淵が、みごとな景観を形造っています。春にはツツジ・シャクナゲ、秋には紅葉がみごとだとのことです。恋路のつり橋から牛ヶ滝までの約300mの遊歩道がお奨めコースですが、さらに上流には、霧ヶ滝、雷の滝、中兵衛峡などの景勝地があります。
☆黒渕
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エメラルドグリーンの黒渕 |
恋路のつり橋より、渓谷沿いに数分歩くと「黒渕」と呼ばれる場所に出ます。透き通るようなエメラルドグリーンの清流と白い花崗岩が神秘的な景観を現出しています。夏には、天然のプールのようになって、水に戯れる子供達の姿が見えるとか...。とにかくすばらしい所です。
柿其渓谷に沿って歩くと、ほんとうに底まで透き通るような清らかな流れが、白い花崗岩の合間をぬっていて、すばらしい景観だったのです。思わず河原に下りて、その清らかな水の流れを見つめながら、シャッターを切り続けてしまいました。
渓谷沿いにどんどんさかのぼっていくと牛ヶ滝というきれいな滝がありましたが、そこに近づくのが大変でした。川岸から、とても急な高い階段を上って、その後滝壺の観瀑台まで下りるのですが、それがものすごく急な階段で、一歩踏み外したら、滝壺へ転落しそうなのです。ほんとうに足が震える思いだったのです。しかし、ほんとうにきれいな滝で、水も底が透けるように透明なのです。まるで、精霊でも住んでいそうな感じがしました。何枚も何枚もシャッターを切ってから引き返しました。

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