埼玉県の温泉統計 (2005年版)

高温源泉と湧出量で県内No.1の東鷲宮百観音温泉 県内随一の高張泉、神流川温泉「湯郷 白寿」

 埼玉県内でも、温泉法に基づく天然温泉で、源泉が県内にあって、県から利用許可されているものは、2005年8月現在で、60ヶ所あります。その内で、温泉スタンドや温泉水販売のみとか特定の人しか入浴できない施設等を除いて、一般入浴可能な源泉は55ヶ所あるのです。(→埼玉県の源泉総覧)しかし、秩父川端温泉には泉質の似たような2つの源泉がありますので、それを一つの温泉と考えると54ヶ所の一般入浴可能な温泉があるということになります。これらの温泉を、私の手元にある情報をもとに分類統計してみましたので、参考にして下さい。

(温泉法に基づく天然温泉で源泉が県内にあり、一般入浴可能な54ヶ所の内から、2005年8月までの資料で私が分類統計したものです)

☆泉質分類 
1978年改正の「環境庁鉱泉分析法指針」による分類(いわゆる新泉質)
泉質分類 温泉数 割合
単純温泉 10ヶ所 18.5%
塩化物泉 25ヶ所 46.3%
炭酸水素塩泉  7ヶ所 13.0%
硫黄泉  3ヶ所 5.6%
その他療養泉の規定に達しないもの) 9ヶ所 16.7%

☆泉温分類

泉温分類 温泉数 割合
高温泉(42℃以上) 10ヶ所 18.5%
温泉(34℃以上42℃未満) 16ヶ所 29.6%
低温泉(25℃以上34℃未満) 14ヶ所 25.9%
冷鉱泉(25℃未満) 14ヶ所 25.9%

<高温源泉ベスト3>
1.東鷲宮百観音温泉(57.3℃)
2.幸手温泉自然の湯(52.1℃)
3.吉川温泉(47.4℃)

☆浸透圧分類

浸透圧分類 温泉数 割合
高張泉(容存物質総量10g/s以上) 13ヶ所 24.1%
等張泉(容存物質総量 8g/s以上10g/s未満) 2ヶ所 3.7%
低張泉(容存物質総量 8g/s未満) 39ヶ所 72.2%

<高張泉ベスト3>
1.神流川温泉(容存物質総量 35,700r/s)
2.吉川温泉(容存物質総量 21,690r/s)
3.こだま温泉(容存物質総量 20,020r/s)

☆液性分類

液性分類 温泉数 割合
アルカリ性泉(pH8.5以上) 15ヶ所 27.8%
弱アルカリ性泉(pH7.5以上pH8.5未満) 32ヶ所 59.3%
中性泉(pH6以上pH7.5未満)  6ヶ所 11.1%
弱酸性泉(pH3以上pH6未満)  0ヶ所 0.0%
酸性泉(pH3未満)  0ヶ所 0.0%
不明 1ヶ所 1.9%
<強アルカリ性泉ベスト3>
1.都幾川温泉(pH11.3)
2.秩父湯元武甲温泉(pH10.59)
3.小川湯元天然温泉(pH10.1)

☆地域別分類

地域別分類 温泉数 割合
東部地域 14ヶ所 25.9%
中央地域 7ヶ所 13.0%
西部地域 16ヶ所 29.6%
北部地域 6ヶ所 11.1%
秩父地域 11ヶ所 20.4%
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