埼玉県の温泉統計 (2001年版)


 埼玉県内でも、温泉法に基づく天然温泉で、源泉が県内にあって、県から利用許可されているものは、2001年12月現在で、38ヶ所あります。その内で、温泉スタンドのみとか入浴施設建設中のものなどを除いて、一般入浴可能な源泉は31ヶ所あるのです。(→埼玉県の源泉総覧)しかし、秩父川端温泉には泉質の似たような2つの源泉がありますので、それを一つの温泉と考えると30ヶ所の一般入浴可能な温泉があるということになります。これらの温泉を、私の手元にある情報をもとに分類統計してみましたので、参考にして下さい。(→2005年版

(温泉法に基づく天然温泉で源泉が県内にあり、一般入浴可能な30ヶ所の内から、私が分類統計したものです)

☆泉質分類 
1978年改正の「環境庁鉱泉分析法指針」による分類(いわゆる新泉質)
泉質分類 温泉数 割合
単純温泉  4ヶ所 13.3%
塩化物泉 10ヶ所 33.3%
炭酸水素塩泉  4ヶ所 13.3%
硫黄泉  4ヶ所 13.3%
その他療養泉の規定に達しないもの) 8ヶ所 26.7%

☆泉温分類

泉温分類 温泉数 割合
高温泉(42℃以上) 3ヶ所 10.0%
温泉泉(34℃以上42℃未満) 8ヶ所 26.7%
低温泉(25℃以上34℃未満) 7ヶ所 23.3%
冷鉱泉(25℃未満) 12ヶ所 40.0%

<高温源泉ベスト3>
1.東鷲宮百観音温泉(57.3℃)
2.吉川温泉(47.4℃)
3.越谷湯元温泉(42.8℃)

☆浸透圧分類

浸透圧分類 温泉数 割合
高張泉(容存物質総量10g/s以上) 8ヶ所 26.7%
等張泉(容存物質総量 8g/s以上10g/s未満) 0ヶ所 0.0%
低張泉(容存物質総量 8g/s未満) 22ヶ所 73.3%

<高張泉ベスト3>
1.神流川温泉(容存物質総量 35,700r/s)
2.吉川温泉(容存物質総量 21,690r/s)
3.こだま温泉(容存物質総量 20,020r/s)

☆液性分類

液性分類 温泉数 割合
強アルカリ性泉(pH10以上)  3ヶ所 10.0%
アルカリ性泉(pH8.5以上pH10未満)  9ヶ所 30.0%
弱アルカリ性泉(pH7.5以上pH8.5未満) 13ヶ所 13.3%
中性泉(pH6以上pH7.5未満)  3ヶ所 10.0%
弱酸性泉(pH3以上pH6未満)  1ヶ所 3.3%
酸性泉(pH2以上pH3未満)  0ヶ所 0.0%
強酸性泉(pH2未満)  0ヶ所 0.0%
不明 1ヶ所 3.3%

<強アルカリ性泉ベスト3>
1.都幾川温泉(pH11.3)
2.秩父湯元武甲温泉(pH10.59)
3.大竜寺源泉(pH10.02)

☆地域別分類

地域別分類 温泉数 割合
中央地域 2ヶ所 10.0%
西部地域 7ヶ所 23.3%
東部地域 6ヶ所 20.0%
北部地域 5ヶ所 16.7%
秩父地域 10ヶ所 33.3%
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