タイワンクロボシシジミ
(台湾黒星小灰) |
学 名 |
Megisba malaya |
科 名 |
シジミチョウ科 |
亜科名 |
ヒメシジミ亜科 |
族 名 |
ヒメシジミ族 |
属 名 |
タイワンクロボシシジミ属 |
時 期 |
多化性、八重山諸島ではほぼ1年中 |
分 布 |
トカラ列島以南、沖縄 |
大きさ |
(前翅長)10-14mm
(開張)25mm前後 |
生育地 |
樹林周辺など |
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<特徴>
鹿児島県のトカラ列島以南から沖縄県の諸島に生息し、多化性で八重山諸島ではほぼ1年中見られる、シジミチョウの一種です。翅の裏側は灰白色で、小黒点が見られ、短い尾状突起があり、表側は黒褐色ですが、春型では前翅にわずかながら白斑が現れます。ゆるやかに飛んでいて、時々羽を休めてくれるので、撮影することが出来ます。幼虫は、トウダイグサ科(アカメガシワ、ウラジロアカメガシワ、クスノハガシワなど)とムクロジ科(アカギモドキなど)の植物を食します。
<名前の由来>
羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、台湾(タイワン)方面から渡来し、羽の裏側に黒星(クロボシ)のような黒斑があることから名付けられました。
<備考>
メスはオスよりやや大きく、丸みをおびます。 |