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蝶の写真館

シジミチョウ科

ヤマトシジミ

データ 生態写真 雌雄比較

☆データ

ヤマトシジミ (大和小灰)
学 名 Pseudozizeeria maha
科 名 シジミチョウ科 
亜科名 ヒメシジミ亜科
族 名 ヒメシジミ族
属 名 ヤマトシジミ属
時 期 年数回、3月〜11月
分 布 本州〜沖縄
大きさ (前翅長)9-16mm
(開張)20-28mm
生育地 道端、野原、庭など

<特徴>
 多化性で、成虫は早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られる、小型のシジミチョウです。翅の裏側には、灰色地に黒い斑紋列が見られます。表側は少し光沢のある空色ですが、メスは黒っぽいものが見られます。地表近くを忙しげに飛んで、シロツメクサなどで吸蜜していますが、動きが速いのでなかなかシャッターを切らせてくれません。幼虫はカタバミを食します。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、日本(ヤマト)に広く分布していることから名付けられました。

<備考>
 カタバミのあるところに出没します。本土亜種と南西諸島亜種があります。

☆生態写真

ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科)本土亜種 2005年5月14日昼、芝川の土手(埼玉県川口市)

 2005年5月14日昼、埼玉県川口市で撮影。芝川の土手沿いに飛び交っていたが、時々羽を休めたところを接写しました。

ヤマトシジミ♀ (シジミチョウ科)本土亜種 2005年7月18日午前、聖ヶ鼻(新潟県柏崎市)

 2005年7月18日午前、聖ヶ鼻(新潟県柏崎市)で撮影しましたが、カタバミの花で吸蜜していました。

ヤマトシジミ♂と♀ (シジミチョウ科)本土亜種 2005年8月7日午前、秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)

 2005年8月7日午前、秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)で撮影しましたが、オスとメスが求愛していました。

ヤマトシジミ♂と♀ (シジミチョウ科)本土亜種 2005年10月10日午前、橋立(石川県加賀市)

 2005年10月10日午前、橋立の「蔵六園」(石川県加賀市)で撮影しましたが、オスとメスが求愛していました。

ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科)南西諸島亜種 2006年5月4日午前、知念城跡(沖縄県南城市)

 2006年5月4日午前、知念城跡(沖縄県南城市)で撮影しましたが、南西諸島亜種で、本土亜種に比べ、表が灰白色を帯びます。

ヤマトシジミ♀(シジミチョウ科)本土亜種 2008年6月27日午後、萩城跡(山口県萩市)

 2008年6月27日午後、萩城跡(山口県萩市)しましたが、地表に止まっていました。

ヤマトシジミ♀ (シジミチョウ科)本土亜種 2013年9月20日午後、宇和島城跡(愛媛県宇和島市)で撮影

 2013年9月20日午後、宇和島城跡(愛媛県宇和島市)で撮影しましたが、石垣に止まっていたところを望遠で捉えました。

ヤマトシジミ♂(シジミチョウ科) 2015年10月18日午後、「八丁湖公園」(埼玉県比企郡吉見町)で撮影

 2015年10月18日午後、「八丁湖公園」(埼玉県比企郡吉見町)で撮影しましたが、花や葉上に止まっているところを接写しました。

ヤマトシジミ♂(シジミチョウ科) 2016年4月25日午後、「美の山公園」(埼玉県秩父市・秩父郡皆野町)で撮影

 2016年4月25日午後、「美の山公園」(埼玉県秩父市・秩父郡皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。

ヤマトシジミ♂♀ (シジミチョウ科) 2019年7月28日午後、西高森山麓(愛知県春日井市)で撮影

 2019年7月28日午後、西高森山麓(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉の上でオスとメスが交尾しているところを接写しました。

ヤマトシジミ♀ (シジミチョウ科) 2019年8月8日午前、西尾町(愛知県春日井市)で撮影

 2019年8月8日午前、西尾町(愛知県春日井市)で撮影しましたが、葉上に止まって翅を開閉していたところを接写しました。

ヤマトシジミ卵(シジミチョウ科) 2020年9月26日午前、廻間町(愛知県春日井市)で撮影

 2020年9月26日午前、廻間町(愛知県春日井市)で撮影しましたが、カタバミの葉の裏側に産卵されたヤマトシジミの卵でを接写しました。

 ☆雌雄比較 本土亜種

オス
   
ヤマトシジミの高温期♂ 2005年8月28日撮影 ヤマトシジミの低温期♂ 2005年10月2日撮影 
メス
   
ヤマトシジミの高温期♀ 2005年8月7日撮影  ヤマトシジミの低温期♀ 2005年10月10日撮影

 オスの表側は、高温期では、少し光沢のある空色で縁の黒っぽい部分が幅広くなりますが、低温期では、少し光沢のある空色でも縁の黒っぽい部分はあまりありません。
 メスの表側は、高温期では、全体に黒っぽくなりますが、低温期では、青い鱗粉が出てきます。

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