本文へスキップ

「旅のホームページ」は、いろいろな国内旅行を専門とするホームページです。

温 泉 と は ?

温 泉 分 析 書 っ て 何 ?

☆温泉成分や禁忌症、注意事項などの掲示を見たことありますか?

 温泉に行ったときに、浴場内や入り口に温泉の成分や禁忌症、注意事項などが書かれた右のような掲示証を見たことはありませんか?
 これは、正式には「温泉の成分、禁忌症及び入浴上の注意事項掲示証」と呼ばれていて、温泉法第13条で掲示が義務づけられているものです。これには、温泉の成分として@源泉名、A泉質、B泉温(源泉と使用位置)、C温泉の成分、D温泉の分析年月日、E分析者が、禁忌症及び入浴又は飲用上の注意として@浴用の禁忌症、A飲用の禁忌症、B入浴の方法及び注意、C飲用の方法及び注意、D禁忌症決定年月日と決定者が記されています。
 掲示証がこのような内容になったのは昭和57年(1982)のことで、それまでは、「温泉分析書」をそのまま掲示するのが一般的でした。今でも、「温泉分析書」そのものを掲示している温泉施設もあります。掲示証は温泉分析書に基づいて作られるものですが、都道府県や検査機関によってその形や色は異なっていますので、縦 書きも横書きもありますし、絵の描かれているものまであります。しかし、内容は大幅に簡素化されているのです。従って、温泉について詳細を知りたい人にとっては不満の残るところです。

☆温泉分析書とは?

 それでは、その元になっている温泉分析書とは何でしょうか?温泉法第4条では温泉井の掘削の許可、不許可の基準について規定されていますが、その一つとして成分への影響があるかどうかが判断されます。その時の基礎データーとなるのが温泉分析書なのです。従って、環境庁によって様式が決められていて、国公立の衛生研究所、大学などの環境庁長官の指定を受けた機関しか作成できないことになっています。
 下記のように本書と別表の二枚構成となっていて、掲示証には載っていない項目もいくつかあります。源泉の湧出量はどのくらいで、自然湧出なのか動力揚湯しているのかとか、温泉水の水素イオン濃度は?、密度は?など気になるところもあります。これを見ればだいたいの温泉の状態がわかるのです。→温泉分析書用語集

温泉分析書 温泉分析書別表
☆温泉分析書の見方 温泉分析書の見方を解説しました。左をクリックして下さい。

☆それでは、実際の温泉分析書を見てみませんか?(見やすいように編集してあります)

名栗温泉分析書 埼玉県飯能市にある温泉の分析書です。
都幾川温泉分析書 埼玉県比企郡都ときがわ町にある温泉の分析書です。
百穴温泉分析書 埼玉県比企郡吉見町にあった温泉の分析書です。
桃源天恵泉分析書 山梨県中巨摩郡白根町にある温泉の分析書です。
湯の峰温泉(小栗湯)分析書 和歌山県東牟婁郡本宮町にある温泉の分析書です。
千代田温泉分析書 広島県山県郡千代田町にあった温泉の分析書です。
松乃温泉分析書 東京都西多摩郡奥多摩町にある温泉の分析書です。
山中湖平野温泉分析書 山梨県南巨摩郡山中湖村にある温泉の分析書です。
白峰温泉(総湯)分析書 石川県石川郡白峰村にある温泉の分析書です。
吉川温泉分析書 埼玉県吉川市にある温泉の分析書です。
東鷲宮百観音温泉分析書 埼玉県北葛飾郡鷲宮町にある温泉の分析書です。
えびの市営露天風呂温泉分析書 宮崎県えびの市営の温泉の分析書です。
白岡天然温泉八幡の湯温泉分析書 埼玉県南埼玉郡白岡町にある温泉の分析書です。
四季彩乃湯温泉分析書 埼玉県秩父郡両神村が源泉です。
秩父川端温泉梵の湯温泉分析書 埼玉県秩父市にある温泉の1号井戸の分析書です。
秩父川端温泉凡の湯温泉分析書 埼玉県秩父市にある温泉の2号井戸の分析書です。
嵐山渓谷温泉分析書 埼玉県比企郡嵐山町にある温泉の分析書です。
新座温泉分析書 埼玉県新座市にある温泉の分析書です。
関山鉱泉温泉分析書 茨城県北茨木市にある温泉の分析書です。
川中子温泉分析書 茨城県常陸太田市にある温泉の分析書です。
神流川温泉分析書 埼玉県児玉郡神川町にある温泉の分析書です。
神川温泉分析書 埼玉県児玉郡神川町にある温泉の分析書です。
温泉についてのご質問、疑問、情報などありましたら書き込んで下さい。私が、お答えいたします。
「温泉めぐり」掲示板  
旅のブログ       ガウスの歴史を巡るブログ
このページの先頭へ
温泉めぐりのススメへ戻る
プロフィール
新着情報
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね! gauss@js3.so-net.ne.jp